2013年5月30日木曜日

エレン・イェーガー(1巻後半 台詞)

第3話『解散式の夜』

「なぁ・・・内地が快適とか言ったな・・・この街も5年前まで内地だったんだぞ。ジャン・・・内地に行かなくても、お前の脳内は"快適"だと思うぞ」

「それで?」
「『勝てないと思うから諦める』ってとこまで聞いた。なぁ・・・諦めて良いことあるのか? あえて希望を捨ててまで現実逃避する方が良いのか? そのそも、巨人に物量戦を挑んで負けるのは当たり前だ。4年前の敗因の1つは巨人に対しての無知だ・・・負けはしたが得た情報は確実に次の希望に繋がる。お前は戦術の発達を放棄してまで大人しく巨人の飯になりたいのか? ・・・・・・冗談だろ? オレは・・・オレには夢がある・・・巨人を駆逐して、この狭い壁内の世界を出たら・・・外の世界を探検するんだ」

「・・・なんだと!!」
「あぁ・・・そうだな・・・分かったから・・・さっさと行けよ内地に・・・お前みてぇな敗北主義者が最前線(ココ)にいちゃあ士気に関わんだよ」

「・・・めんどくせぇ」

「あたりめーだッ!!」

「・・・・・・!? ミカサ!! お・・・降ろせよ!! オイ! 降ろせよミカサ・・・!」

「・・・いってーな!!」
「さっき、あいつが何か言ってたが、お前・・・配属兵科の希望は?」
「お前は首席だろうが・・・・・・憲兵団に行けよ」

「頼んでねぇだろ、そんなことは! いつまでこんなこと続けるつもりだ!?」

「あぁ・・・なぁアルミン、お前・・・兵団の希望はどうするんだ?」
「本気で言ってんのか? お前は――」

「お前は座学トップなんだから技巧に進めって教官も言ってたじゃねぇか! 長所を捨ててまで非効率な選択をするのは勇敢って言わねぇぞ」

「本当に慣れないよ・・・飲んだくれでも今や駐屯部隊長だからね」
「その話はもういいよ、仕方なかったんだから」

「もう何回も聞いたよ・・・」

「だ・・・大丈夫だけど・・・なぜか、こうなっちまう・・・頭が・・・破裂しそうだ。何も・・・思い出せねぇのに・・・」

父さん、やめてよ! 父さん! 何をしようとしているの! 父さんは母さんが死んでおかしくなったんだ!!

「なんだったっけ・・・アレ・・・・・・? 忘れた」

「しっかし最前線の街だっていうのに、人が増えたよな・・・」
「何腑抜けたこと言ってんだ!! バカ夫婦!! そんなことじゃ――」
「お前らなー」

「は!?」

あれから――5年経った――
3分の1の領土と2割の人口を失ってようやく、人類は尊厳を取り戻しつつある
勝てる――
人類の反撃は、これからだ――

「熱ッ・・・・・!? な!!? 何が――!!? みんな!! クッ・・・・・!! 立体機動に移れッ!」

「サシャ!! サムエルを任せた!! 固定砲整備4班! 戦闘用意!! 目標、目の前!! 超大型巨人!! これは好機(チャンス)だ、絶対逃がすな!! 壁を壊せるのは超大型だけだ!! こいつさえ仕留めれば・・・・・・!!」
「・・・・・・よう、5年振りだな・・・」


第4話『初陣』

こいつ・・・固定砲を狙いやがった・・・!! それだけじゃない! 開閉扉を狙ったのも偶然じゃなかった!! やはり、こいつには知性が――
しかしチャンスだ!! 壁を破壊できるのはこいつだけ! こいつさえ仕留めれば・・・・・・!!
「鈍(のろ)い!! いける!!」
殺(と)った!!
「熱っ!? なっ・・・!? 行けぇぇぇぇ」
手応えは無い・・・!! 外した・・・!? イヤ・・・違う、消えた・・・・・・

「違う・・・5年前と同じだ・・・こいつは突然現われて突然消えた・・・!! ・・・すまん、逃がした・・・」

「ハッ、先遣班の健闘を祈ります!」

「大丈夫かアルミン!」
「アルミン! 落ち着け!!」

「は!? 何言ってんだ!? オレとお前は別々の班だろ!?」
「お前・・・さっきから何を・・・」

「オイ! いいかげんにしろミカサ! 人類滅亡の危機だぞ!! なにテメェの勝手な都合を押しつけてんだ!!」

死なないさ・・・オレは。こんなところで死んでられないんだ。オレはまだこの世界の実態を何も知らないんだから・・・

「アルミン、こりゃあ、いい機会だと思わねぇか? 調査兵団に入団する前によ、この初陣で活躍しとけばオレ達は新兵にして・・・スピード昇格間違いなしだ!!」

「言ったなトーマス! 数をちょろまかすなよ!!」
「行くぞ!!」

「なっ!? あれは・・・!?」

決して楽観視していたわけじゃなかったが、これはあまりにも・・・」

「ト・・・トーマス!!」
「待ちやがれ!! うッ!!?」

「ア・・・アルミン・・・・・・」

「どうしたよアルミン」
「外の世界の本だって! それっていけない物なんだろ!? 憲兵団に捕まっちまうぞ!?」
「・・・・・・!! 塩だって!? うっ・・・嘘つけ!! 塩なんて宝の山じゃねぇか、きっと商人がすぐに取り尽くしちまうよ!!」
「・・・・・・んなわけ・・・、・・・!!」
「外の世界・・・」

「こんなところで・・・死ねるか・・・・・・なぁ・・・アルミン・・・お前が・・・・・・お前が教えてくれたから・・・オレは・・・外の世界に・・・」

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