2013年6月22日土曜日

クリスタ・レンズ(10巻 既読でも思い出しにくい箇所をユミル等で部分補足)

第39話『兵士』

「と・・・とりあえず、上の階まで後退しよう! 入ってきたのが1体だけとは限らないし・・・」
「コニー!!」

<酒でライナーを消毒、介抱>
「ごめん! ・・・ごめんね、多分・・・骨折してるよね?」
「後は添え木と包帯が・・・そうだ・・・」
「こんな汚い布しか無くて、ごめん・・・」

<上官のリーネ、へニングの戦死を受けて>
「そんな・・・」


第40話『ユミル』

「で・・・でも・・・私達の身代わりに・・・ナナバさんが・・・ゲルガーさんが・・・」

「私も・・・戦いたい、何か・・・武器があればいいのに・・・そしたら一緒に戦って死ねるのに・・・」

【ユミル「クリスタ・・・お前まだそんなこと言ってんのかよ、彼らの死を利用するな、あの上官方はお前の自殺の口実になるために死んだんじゃねぇよ」】

「そんな・・・そんなつもりは・・・」

【ユミル「お前はコニーや上官方とは違うだろ! 本気で死にたくないって思ってない・・・いつも・・・どうやって死んだら褒めてもらえるのかばっかり考えてただろ?】

「そ・・・そんなこと・・・」


【ユミル「このまま毛虫並みの速度でふもとまで歩いてたら、こいつはもちろん助からねぇし私達もヤバイ、朝まで保たねぇ。とすると、選択肢は2つだ、ダズを置いて私達は生き残るか、3人とも死ぬか・・・どっちにする?」】

「・・・・・・3つ目にする、ユミルの見立ては間違っていて、私はこのままふもとの施設まで辿り着きダズも助かる・・・もちろんユミルは先に行ってて助かる・・・これでいいでしょ? あなたには迷惑が掛からない。私達は絶対に辿り着くから・・・先に行ってて」

「ねぇ・・・・・・何してるの? 早く行かないと危ないでしょ・・・早く・・・先に行ってよ」

【ユミル「お前さぁ、やっぱダズを助ける気ねぇだろ? ダメだろ・・・クリスタは良い子なんだから、この男が助かるためにはどうすべきか・・・私に聞いたりする姿勢を一旦は見せとかないと・・・なぁ、自分が文字通り死ぬほど良い人だと思われたいからって、人を巻き添えにして殺しちゃあ・・・そりゃ悪い子だろ?」】

「違う・・・・・・私は・・・そんなこと・・・私は・・・」

【ユミル「お前だろ? 家から追い出された妾(めかけ)の子ってのは・・・」】

「何で・・・それを・・・」

【ユミル「たまたま耳にしただけだ・・・内地のとある教会で、生活のために金品を借りて回ってた時にな。物騒な話だな、偉いとこの跡取りの位置にお前がいた・・・血は直系だが、不貞の子に不相応だので、もめた挙げ句・・・いっそ殺しちまえばすべて解決すると話は転んだが・・・せめて名を偽って慎ましく生きるなら見逃してくれてやろうと・・・・・・そうやって訓練兵に追いやられた少女がいるって・・・。安心しろ・・・誰にも話してないし、この情報を売ったりしない」】

「じゃあ・・・私を探すために訓練兵まで来たの? そうだとしたら何で・・・?」

【ユミル「さぁ? 似てたからかもな・・・」】

「・・・・・・え? 私と・・・ユミルの・・・生い立ちが?」
「・・・・・・それだけで兵士に?」

【ユミル「さぁ・・・よくわからん、イヤ、違うな・・・」】

「私と・・・私と友達になりたかったの?」

【ユミル「は? 違うね、それは無い。まずな、お前と私は対等じゃないんだよ! 偶然にも第2の人生を得ることができてな、私は生まれ変わった! だがその際に元の名前を偽ったりはしてない! ユミルとして生まれたことを否定したら負けなんだよ! 私はこの名前のままでイカした人生を送ってやる、それが私の人生の復讐なんだよ!! 生まれ持った運命なんてねぇんだと立証してやる!! それに比べてお前は何だ!? 自殺して完全に屈服してまで・・・お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか!? 何でその殺意が自分に向くんだよ!? その気合いがありゃ、自分の運命だって変えられるんじゃねぇのか!?」

「・・・・・・で・・・できないよ、今だって・・・ここから3人共助かる方法なんて無いでしょ!?」

【ユミル「ある。あの明かりだ、この崖の下に丁度、基地が見える。ここからダズを下に落とす・・・」】

「それじゃ落ちて死ぬだけだよ!!」

【ユミル「うるせぇ! 私がやっとくから先、行っとけ」】

「そんな・・・待って! !? 二人共・・・いない・・・」


「あの崖から? ロープなんか無かったはず・・・あったとしてもあんな崖・・・どうやってあそこからダズを降ろしたの?」


【ユミル「クリスタ・・・お前の生き方に口出しする権利は私に無い、だからこれはただの・・・私の願望なんだがな・・・お前・・・胸張って生きろよ」】

「え・・・ユミル? 待って!!」


第41話『ヒストリア』

「あっ」
「あ・・・ありがとうライナー、いっ! いたた! ライナー、足!」

「ううん、助かった」

「知らなかった・・・いつも近くにいたのに・・・こんな・・・こんなことって・・・信じられないよ、3年間ずっと一緒にいたのに、何なの一体・・・・・・あれが・・・ユミルだっていうの!? ウソだ・・・・・・そんなの・・・嫌だ・・・」

「どっちって? ユミルが人類の敵かもしれないっていうの?」


【コニー「あ・・・あいつ!! 手を放した!? 何だ・・・!? まさか・・・塔の損傷を気にしてるのか!?」】

「・・・・・・そうだよ、巨人の力を自分一人で逃げるために使うこともできたはず・・・あの体の大きさじゃ、ここの巨人すべてを倒すことなんてできないよ・・・なのに今・・・ここでユミルが戦っているのは・・・私達を・・・命懸けで守ろうとしてるから」

「何でよ・・・ユミル・・・死ぬなユミル!! こんな所で死ぬな!! 何いい人ぶってんだよ!! そんなにかっこよく死にたいのかバカ!! 性根が腐り切ってるのに今更天国に行けるとでも思ってるのか、このアホが!! 自分のために生きろよ!! こんな塔を守って死ぬくらいなら、もうこんなもんぶっ壊せ!!!」

【コニー「オ・・・オイ!! あいつ・・・! 本当に壊しやがった!?」】

「いいぞユミル!」


「あぁ・・・そんな・・・そんな・・・待ってよユミル・・・まだ・・・話したいことあるから・・・まだ! 私の本当の名前!! 教えてないでしょ!! 待ってよ、まだ――」

「ミカサ!?」

「ユミル・・・私の名前・・・ヒストリアって言うの・・・」


第42話『戦士』

「どうか! 信じて下さい! 本当なんです、ユミルは私達を助けるために正体を現して巨人と戦いました! 自分の命も顧みないその行動が示すものは我々同志に対する忠誠です! これまでの彼女の判断がとても罪深いのも事実です・・・人類にとって最も重要な情報をずっと黙っていました。おそらく・・・それまでは自分の身を案じていたのでしょうが・・・しかし彼女は変わりました。ユミルは我々人類の味方です! ユミルをよく知る私に言わせれば彼女は見た目よりずっと単純なんです!」

【ハンジ「本名はヒストリア・レイスって言うんだって?」】

「・・・はい、そうです」

2013年6月21日金曜日

クリスタ・レンズ(7~9巻 台詞)

第27話『エルヴィン・スミス』

<巨大樹の森外縁で待機中、ナナバに報告>
「あの・・・登ってきましたが・・・」


第35話『獣の巨人』

<窓枠に着地したナナバに>
「ナナバさん!?」


第36話『ただいま』

<訓練兵時代の回想、井戸の水汲み>
「ちょっと、ユミル」

「やめなよ! 人に言われて話し方変えることないよ! サシャにはサシャの世界があるんだから、今だってありのままのサシャの言葉でしょ? 私はそれが好きだよ!」

「あのね! 誰しもがユミルみたいに無神経じゃないの!」


第37話『南西へ』

<ナナバの命令に異論を挟むユミルに>
「・・・! ユミル!?」

「ユミル・・・私はここで最善を尽くしたい。だって・・・私は自分で調査兵団を選んだんだから・・・でも・・・あなたはそうじゃないでしょ? あの時・・・調査兵団を選んだのは、私が・・・」

「じゃあ何で今、ここにいるの? 理由が無いなら今すぐ逃げてよ・・・」
「やっぱり・・・私の実力が今期の10番内に見合うはずがない・・・誰に聞いたって10番内はあなただと答えるはず・・・どうやったかわからないけど・・・あなたは私に憲兵団を目指すように促すばかりか、その権利さえ私に渡そうとした・・・何で・・・私にそこまでするの?」
「私の・・・生まれた家と関係ある?」

【ユミル「あぁ、ある。クリスタ・・・安心してくれよ、私がここにいるのは、すべて自分のためなんだ」】

「・・・そっか、よかった・・・」


第38話『ウトガルド城』

<休養を命じたゲルガーに質問>
「あの・・・もし・・・本当に壁が壊されていないとするなら、巨人は・・・どこから侵入してきているのでしょうか・・・?」

「・・・・・・もしかしたら、当初想定した程のことにはなってないんじゃ・・・ないでしょうか、何というか・・・その・・・」

<塔が巨人に包囲されて>
「どうなって・・・いるの・・・」

クリスタ・レンズ(1~6巻 台詞)

第4話『初陣』

「大丈夫!?」 <心因性嘔吐の兵士を介抱、アニメだとダズ>


第5話『絶望の中で鈍く光る』

「やめて二人とも!! みんな気が動転してるんだよ!! 急にたくさん友達が死んでいくんだもん・・・仕方ないよ」


第11話『応える』

<コニーから補給所奪還戦の報告を受けて>
「・・・・・・そんなことが・・・ごめんなさい・・・何度も皆の補給の救援を志願したんだけど・・・」
「じゃ・・・じゃあ今ここにいない人達は全員・・・」


第15話『個々』

<サシャにパン>
「ぎゃあああああああ」
「・・・それだけしか無いけど、取っておいたの・・・イヤ・・・でも・・・まず先に水を飲まないと・・・」

「えっと・・・この子は今まで走りっぱなしで」
「私? え・・・・・・私は・・・私が・・・こうしたかったのは・・・役に立つ人間だと思われたいから・・・なのかな・・・?」

「えっと・・・あなたは何で・・・『いいこと』をするの?」


第16話『必要』

<サシャを使役するユミルに>
「だ、駄目だってそんなことしちゃ・・・」


第24話『巨大樹の森』

「みんな! 早く乗って! 右翼側が大変なことに・・・」

「その子ひどく怯えて、こっちに逃げてきてたの・・・巨人と戦ったの? アルミン! そのケガは? ・・・大丈夫なの?」

「ちょうど近くにいたし、ジャンの馬がいたから」

「よかった・・・みんな、最悪なことにならなくて本当に良かった・・・」

「急いで陣形に戻らないと」

2013年6月15日土曜日

サシャ・ブラウス(5~9巻 台詞)

第21話『開門』

「6日前の掃討作戦の後です」


「ジャン、どうして突然、調査兵団に? その・・・怖くないのですか?」

今・・・ここから動かないと・・・・・・また・・・


「死にたくありません!」
 (※注 演説を終えたエルヴィンのコマの枠外から吹き出している台詞ですが、アニメではモブ12名のうちの誰かでしたね。予想を外したということで、自戒のために消さずに残しておきます)

「・・・う・・・嫌だよぉ・・・こわいぃ・・・村に帰りたい・・・・・・」


第22話『長距離索敵陣形』

「ひッ、赤ッ・・・赤い信煙弾を・・・」
「ふぐ!!」
「班長!」


第24話『巨大樹の森』

「あの・・・班長、中列は森の路地に入って行くみたいですが・・・私達このままじゃ森にぶつかっちゃいますよ?」

「はい・・・!」


第27話『エルヴィン・スミス』

「待って! 聞いて下さいミカサ! さっきの悲鳴、聴いたことがあります! 私がいた森の中で」

「アレと同じなんです・・・追いつめられた生き物がすべてをなげうつ時の声・・・狩りの最後ほど注意が必要だって教えられたんです」

「いつもより百倍して下さい! 森なめたら死にますよあなた!!」

「野菜作ってた子にはわからないですよ!」
「グルルルル」


第29話『鉄槌』

「ちょ!? なん!? えぇ!? ど、どこ行くんですかミカサ戻って!!」


第34話『戦士は踊る』

「私の故郷も近いですねー」

「え~、そんなに帰りたいんですか~? 私なんて、まともな人間になるまでは帰ってくるなって言われたんですよ~」

「えぇ、クマですね」
「ん・・・?」

「あれ!? 足音みたいな地鳴りが聞こえます!!」


第35話『獣の巨人』

「本当です! 確かに足音が!」

「は・・・はい! 北の森に故郷があります! そのあたりの地形は知ってます、あとコニーも・・・コニー!?」


第36話『ただいま』

「見えましたね!? 後はあの村です!」

「いえ・・・奥の森に、私の村があります・・・」


「んん!! んぐあぁあ」

「・・・・・・そんなん・・・よそ者(もん)が来て森や獲物を横取りするからやし・・・だからハラが減る」

「奪われたんが悪い・・・早よ出てけばいいんに・・・」

「えぇ! そんな・・・狩りやめたら私達じゃなくなるやろ!? 何で私らを馬鹿にしてるヤツらのために・・・そんなことせんといかんの!?」

「いや! 嫌やって! 私達はご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきたんやから!! よそ者に受けた恩なんか無いよ! 私達にゃ私達の生き方があるんやから、誰にもそれを邪魔できる理由は無い!」


あれ以来・・・3年帰ってない、きっと異変に気付いて逃げてるはず・・・
「そんな!? ここまで・・・」
南に現われた巨人が先頭じゃなかったってこと・・・? もうこんな奥まで来てるなんて・・・奇行種・・・・・・?
あれは・・・新しい村? ・・・ここはもう人が住める土地じゃない・・・もう・・・私の故郷には帰れないのか・・・

「うぁああああ」
だめ! 切り取らないと、たちどころに塞がる!!
「あぁぁ・・・!! ごめん・・・なさい」

「あなたの名前は?」
「もう大丈夫ですよ、きっと・・・」
「え? えぇ・・・とっ、それは・・・ちょ・・・あれ? ちょっと、どうどう」
「あ!! そ・・・そんな、待って!! ウソでしょ!? あなた・・・そんな・・・待って下さいよ!!」

「もう・・・調査兵団の馬なんですから・・・あんな・・・3m級くらいで、びびらないで下さいよ・・・」

「さぁ! 走って下さい! 大丈夫ですから!」


「え~と・・・これはですね、え~と」

「あ・・・ありがとう、・・・・・・ございます」
「あぁごめん、・・・なさい。まだ・・・ちょっと・・・」

「あはは」
「はい・・・すいません・・・」

何で・・・こんな時に思い出すのは・・・取るに足らない、いつもの日常・・・そんな・・・思い出ばっかり・・・
「ねぇ聞いて、大丈夫だから、この道を走って、弱くてもいいから・・・あなたを助けてくれる人は必ずいる。すぐには会えないかもしれないけど・・・それでも、会えるまで走って! さぁ! 行って!」

「走らんかい!!」

両目を潰せば・・・・・・格段に時間を稼げる

あと・・・2本
落ち着け
あの獲物は大きくて・・・動きがのろい
やった・・・
あと1本
もし・・・・・・これを外せば・・・
逃げられない・・・外したら私と、あの子が・・・

「うあああああ」
「ぐッ!!」

返り血で滑って助かった・・・あの子と馬を探さないと・・・・・・

「うん・・・」
「・・・・・・お父さん、ただいま」

サシャ・ブラウス(1~4巻 台詞)

第3話『解散式の夜』

「あのぅ、みなさん・・・上官の食糧庫から、お肉盗ってきました」
「後で・・・みなさんで分けましょう。スライスしてパンに挟んで・・・むふふ・・・」

「・・・・・・大丈夫ですよ、土地を奪還すればまた・・・牛も羊も増えますから」

「サムエル! 動いちゃダメですよ!」


第7話『小さな刃』

「やりましょうよ!! みなさん!! さぁ!! 立って! みんなが力を合わせれば、きっと成功しますよ! 私が先陣を引き受けますから、み、みなさん・・・」
「・・・・・・アルミン、一緒にみんなを・・・」

「や、やい腰抜けー、弱虫ー、ア・・・アホー」


第9話『心臓の鼓動が聞こえる』

「縦1m、幅10cm!!」

「私も今、初めて知りました・・・」

「あ・・・あ・・・あの・・・う・・・・・・後ろから突然・・・た・・・大変・・・失礼・・・しました・・・」
「ひッ・・・すいませんでしたぁ!! ひッ・・・」

「ミカサぁぁぁ助かりました!!」
「おかげさまで!!」

「うう・・・・・・巨人に・・・屈服してしまった、みんなに・・・合わせる顔が・・・」


第11話『応える』

「ぐああああ、あの・・・お腹(なか)・・・!! 痛いんで・・・負傷者に・・・してもらって・・・いいですか!?」


第15話『個々』

「・・・・・・!? ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身!! サシャ・ブラウスです!」

「『蒸かした芋』です! 調理場に丁度頃合いの物があったので! つい!」

「・・・・・・冷めてしまっては元の子もないので・・・今、食べるべきだと判断しました」

「・・・? それは・・・『何故(なにゆえ)、人は芋を食べるのか?』という話でしょうか?」

「あ! ・・・・・・半分・・・どうぞ・・・」


「やっと・・・終わった・・・」
本当に・・・死ぬ寸前まで走らされた・・・故郷の森を出れば旨い物が食べられると思ったのに・・・なのに・・・おそらく朝には飢えて死んでる・・・もっと・・・色んな物を食べた・・・かっ・・・・・・た・・・

「ハッ!!」
これは!?
「パァン!!」
え!? 神様?
「神様ですか!? あなたが!? 神ぃいいいいいい」


第16話『必要』

「ん? えーと? つまり? それ、もらってもいいってことですか?」

「ハ、ハイ!」
「ハ、ハイ、今すぐやります、恩人様、神様・・・へへへ」

「えっ!?」


第18話『今、何をすべきか』

「やったー!! 上からコニーを尾けた甲斐がありました!」

「汚い? 意外とぬるいことを言いますね、ジャン。獲物を奪うのに作法が必要ですか?」

「私もマルコの班がいいです、生き残れそうな気がします」

「また始まっちゃいましたよ、ジャンの遠回しな愛情表現が・・・」

「!? ・・・もう皆、忘れたと思ったのに」


「何ですか、これは・・・」
「・・・そんな・・・」

ベルトルト・フーバー(10・11巻 台詞)

第39話『兵士』

「待てよライナー! 待つんだ! ライナー・・・」
「あぁ・・・悪いクセだ・・・」

「ライナー」
「ライナー無事か!?」

「あ・・・・・・あぁ・・・! 帰ろう!!」


「あぁ・・・僕もそう思う」

「イイヤ、昔のライナーは・・・戦士だった。今は違う」


第41話『ヒストリア』

「正体を明かし兵団に貢献することもできたはずだ・・・エレンみたいに。でも・・・・・・そうしなかったのは、それができなかったから・・・・・・なのか?」

「・・・一体、ユミルの目的は何なんだ・・・」


第42話『戦士』

「そうだよ・・・ライナー、故郷だ! 帰ろう! もう帰れるじゃないか、今まで苦労してきたことに比べれば後少しのことだよ」

「な・・・・・・何を言っているんだライナー」

「・・・!? あ・・・・・・あぁ・・・そうだよ! ライナーは疲れてるんだ!」


「ライナー・・・・やるんだな!? 今・・・! ここで!」

「あぁ? あああ、うああああああ」


第46話『開口』

<腕を噛んで巨人化しようとしたエレンに>
「エレン!! やめろ!!」

<"兵士"のライナーに>
「…! ……ライナー」

<ユミルにライナーが変調(兵士化)した理由を問われて>
「……ライナー…君は、兵士じゃないだろ。僕らは戦士なんだから…」

【エレン「オレの母さんが巨人に食われた時の話をしたよな? ~あの時、どう思ったんだ?」】
「…あの時は…気の毒だと思ったよ」

ベルトルト・フーバー(第1~9巻 台詞)

第3話『解散式の夜』

「僕は憲兵団を志願するよ」


第16話『必要』

「二人は・・・あのシンガンシナ区出身だよね」
「じゃあ・・・巨人の恐ろしさも知ってるはずだ、なのに・・・どうして兵士を目指すの?」

「そ、そっか・・・」

「・・・・・・僕とライナーはウォール・マリア南東の山奥の村出身なんだ・・・」
「あぁ・・・川沿いの栄えた町とは違って、壁が壊されてすぐには連絡が来なかった。なにせ連絡より先に巨人が来たからね。明け方だった・・・やけに家畜が騒がしくて、耳慣れない地響きが次第に大きくなり・・・それが足音だと気付いて、急いで窓を開けたら――」
「その後は・・・えっと、あまりよく覚えていない・・・皆ひどく混乱したんだ、僕らは馬に乗ってウォール・シーナまで逃げた。後は君達も同じだろ?」

「ご・・・ごめん・・・えっと・・・つまり、僕が言いたかったことは・・・君達は彼らとは違うだろ?」
「巨人の恐怖を知らずに、ここにいる人達だ。彼らがここにいる大半の理由は世間的な体裁を守るため・・・12歳を迎えて生産者に回る奴は臆した腰抜けだって・・・ウォール・マリア陥落以降、反転した世論に流されて訓練兵になった。かといって調査兵団になるつもりもなく憲兵団を目指しつつ、駄目だったら駐屯兵を選んで憲兵団への異動を伺う・・・臆病なところは僕も彼らと同じだ」

「体動かすの得意だから・・・憲兵団の特権階級狙いで兵士を選んだ。それが駄目だったら全部放棄するかもしれない・・・僕には・・・自分の意志が無い。羨ましいよ・・・自分の命より大事なものがあって・・・」


第27話『エルヴィン・スミス』

「ごめん・・・知らない」


第35話『獣の巨人』

「もちろん、僕も行くよ」


第38話『ウトガルド城』

「見てません」

アニ・レオンハート(5~8巻 台詞 9・10巻 台詞無し)

第21話『開門』

【コニー「なぁ…アニお前(ジャンの調査兵団入団宣言を)どう思った? あいつがやるって言ってんだぜ?」】
「・・・別にどうも思わないけど? 私の意志は変わらないから」
【コニー「オレも憲兵団にした方がいいかな?」】
「・・・あんたさぁ、人に死ねって言われたら、死ぬの?」
【コニー「死なねぇよ」】
「なら自分に従ったらいいんじゃないの」

「アルミン、あんたはどうなの?」
【アルミン「そうしなきゃいけない理由が理解できたら、死ななきゃいけない時もあると思うよ…嫌だけどさ」】
「そう・・・決めたんだ・・・あんた弱いくせに根性あるからね」

【アルミン「アニってさ…実はけっこう優しいね」】
「・・・・・・は?」
【アルミン「僕らに調査兵団に入ってほしくないみたいだし、憲兵団に入るのも他に理由があるんじゃないの?」】
「・・・いいや、私はただ、自分が助かりたいだけだよ」


第27話『エルヴィン・スミス』

<ワイヤートラップで捕縛されて>
「きぃゃあああああぁあああぁあぁあぁああああぁあああああぁあああ」


第31話『微笑み』

<マルロの憲兵団批判を聞いて>
「あんたはそれで、自分か身内がヒドイ目に遭ったりしたの?」

【マルロ「…いいや? だがそれらの悪行は誰でも知ってる事実だろ? とにかくな、死ねとは言わん、だが恥を知ってもらう。理性が無いってことは所構わず排便する動物と同じってことを……ただ普通の人間に戻す…それだけだ、人本来の正しい姿に……」】

「どうだろ、あんたみたいな『良(い)い人』が体制をを占めちまったら、それこそおしまいだと思うけどね・・・」
【マルロ「なんだお前、まともに喋れるのか、言いたいことがあるんなら、もっと喋ってみろよ」】
「・・・・・・あんたは正しい人だと思う、正しいことを言うから。私はそういう人がいることを知ってる、大きな流れに逆らうって・・・とても勇気がいることだから尊敬するよ、ただ単にバカなだけかもしれないけど・・・まぁ・・・明らかなのは、そういう人は珍しいってことだよ。つまり一般的とは言わない、普通とも言わない。あんたのような人は特殊な人と呼ばれる。それに対して私達は何と呼ばれるべきかな、他人より自分の利益を優先させ、周りがズルをすれば一緒に流される。こんな人達をあんたはクズ・・・とか、悪と呼んだ。私の見てきた限りでは、訓練兵では憲兵団を目指すクズと悪人が大半を占めていた」
【マルロ「回りくどいなぁ…つまり自分たちはそんなに悪くないって言いたいんだろ?」】
「いいや・・・・実際クズだと思うし、悪いヤツに違いないよ、到底正しい人間とは言えないだろうけど・・・それも、普通の人間なんじゃないの? あんたの言うように本来、人間が皆、良い人であればこの組織はこんなに腐ってないでしょ? この組織の仕組みが人間の本質がよく表れるような構造になってるだけで、だから・・・私は・・・ただ、そうやって流されるような弱いヤツでも、人間だと思われたいだけ・・・・・・それだけ」


「アルミン・・・」
【アルミン「やぁ…もうすっかり憲兵団だね」】
「どうしたの・・・・・・? その恰好は?」

<アルミンがマントで隠した立体機動装置を見せる>
「・・・!? アルミン? どうしたの?」
【アルミン「アニ…エレンを逃がすことに協力してくれないかな…」】
「・・・・・・逃がすって? どこに? 王政の命令に逆らって・・・この壁の中のどこに逃げるの?」

「ひっくり返す材料・・・? そんなに都合のいい何かがあるの・・・? 根拠は?」
【アルミン「ごめん、言えない」】
「・・・! ・・・・・・悪いけど・・・話にならないよ・・・黙っといてやるから勝手に頑張んな」

<アルミン、必死の説得>
「あんたさ・・・私がそんな良い人に見えるの?」

【アルミン「良(い)い人か・・・それは・・・その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ。だって、それって・・・自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから。すべての人にとって、都合の良い人なんていないと思う。誰かの役に立っても、他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし・・・だから・・・アニがこの話に乗ってくれなかったら、アニは僕にとって悪い人になるね・・・」】

「いいよ・・・乗った」

<アルミンとミカサ、エレンの先頭を歩く>
「ねぇ・・・私が協力しなかったらどうやって壁を越えるつもりだったの?」

「・・・無茶じゃない? そもそもストヘス区に入る前に逃げた方が、こんな面倒も掛からなくて済んだはずでしょ? 何で今ここでなの?」

「・・・そう・・・納得したよ」

「・・・! ここ?」

「・・・そうさ、怖いんだ・・・あんたみたいな勇敢な死に急ぎ野郎には・・・きっと、か弱い乙女の気持ちなんて、わからないだろうさ」

「いいや、私は行かない。そっちは怖い・・・地上を行かないんなら協力しない」

「大丈夫でしょ? ミカサ」
「さっきからこの辺には、なぜかまったく人がいないから」
「まったく・・・傷つくよ、一体・・・いつからアルミン・・・あんたは私をそんな目で見るようになったの?」

「そう・・・あれは・・・拾ったの」

「さぁね・・・でも1か月前にそう思っていたんなら・・・何でその時に行動しなかったの?」

「・・・・・・あぁ・・・心底そう思うよ、まさかあんたにここまで追い詰められるなんてね、あの時・・・何で・・・だろうね」

「そっちには行けない、私は・・・戦士に成り損ねた」

[※後述補足]

「アルミン・・・私があんたの・・・良い人でよかったね、ひとまずあんたは賭けに勝った・・・・・・でも、私が賭けたのはここからだから」


※後述補足
リアルタイムでネット情報を拾ってる方は御存知でしょうが、アニメで笑う演出は原作者の諫山せんせの要望です。『悲しく・照れて・開放感があって「罪悪感」と「孤独」と「恐れ」が入り混じった表情』ということで、特に開放感の部分で納得しました。
潜入スパイとして生きてきた乙女が、もう嘘をつく必要が無くなったということで、よりキャラが際立ち、ファンも増えたんじゃないかなと思います。
<諫山せんせブログの該当記事リンク>

アニ・レオンハート(1~4巻 台詞)

第3話『解散式の夜』

「私も・・・だけど、あんたと一緒だとは思われたくないわ」


第7話『小さな刃』

「ライナー・・・どうする?」

「私は見てないけど、壁を登れた班も・・・」


第9話『心臓の鼓動が聞こえる』

「誰がやっても失敗すれば全員死ぬ、リスクは同じだ・・・」

「どうも・・・」

「たとえばあの巨人が味方になる可能性があるとしたら、どう・・・・? どんな大砲よりも強力な武器になると思わない?」


第17話『武力幻想』

「もう行っていいかい?」

「はい、次はあんたが私を襲う番だね」

「・・・お父さんが・・・」
「・・・・・・どうでもいい・・・こんなことやったって意味なんか無いよ」
「『対人格闘術』なんか点数にならない、私を含め熱心な内地志願者はああやって流すもんさ・・・過酷な訓練の骨休めに使っている。それ以外はあんたらのようなバカ正直な奴らか・・・単にバカか・・・あ・・・」

「とにかく・・・点数の高い立体機動術じゃなきゃやる意味が無い、目指しているのは立派な兵士ではなく内地の特権を得ることだから。なぜかこの世界では巨人に対抗する力を高めた者ほど巨人から離れられる。どうしてこんな茶番になると思う?」

「それが人の本質だからでは? 私の父もあんたらと同じで・・・何か現実離れした理想に酔いしれてばかりいた・・・幼い私は心底下らないと思いながらも・・・この無意味な技の習得を強いる父に逆らえなかった・・・」
「私はもうこれ以上、この下らない世界で兵士ごっこに興じれるほど、バカになれない」

「・・・・・・見えないけど・・・何も立派な兵士になりたいわけじゃない、あんたに一泡吹かすためだ」

「は・・・全然駄目、まったくなってない」
「・・・そんなにこの技が気に入ったんなら、教えてやってもいいけど?」

「遠慮なんかしなくていいって」


第18話『今、何をすべきか』

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

2013年6月9日日曜日

ライナー・ブラウン(9・10巻 台詞)

第35話『獣の巨人』

「壁が・・・壊されたってことなのか・・・?」

「コニー、俺も行く」
「何言ってんだ、さっき抜け出しに加担すると言っただろ。お前はどうする? ベルトルト。強いてるわけじゃない・・・だが、人数が必要だ」


第37話『南西へ』

「待てコニー!! 落ち着け!! どこに巨人がいるかわからんぞ! 一旦下がれ!!」
「コニー下がれ!!」


第38話『ウトガルド城』

「コニー! 生存者は居たか!?」

「オイ! コニー! 急げ! ゲルガー達に遅れちまうぞ!」

「俺には何も聞こえてない! とにかく喋ってないで今は・・・任務に集中しろ!」

「コニー! お前は今がどんな状況下かわかってんのか!? 今の俺達の働きが何十万もの命に直接影響してんだぞ!! それともそんなありえない妄想でもしてる方が大事なのか!? 考えるなら今避難してるお前の家族のことだろ!! 兵士なら今、最善を尽くせ!!」

「コニー・・・まだ言ってんのか、お前は――」

「ユミル・・・何してんだ?」
「あぁ・・・お前も男の方に興味があるようには見えんな」

「・・・・・・コニーの村の件だが・・・お前・・・わざと・・・はぐらかしたよな? できれば、その調子で続けてほしい・・・あいつが・・・家族のことで余計な心配しねぇように・・・」

「他にもあるか? 見せてくれ」
「こりゃ缶詰か? ・・・・・・! ・・・・・・何だこの文字は? 俺には読めない。『にしん』・・・って書いてあるのか・・・? お前・・・よく・・・この文字が読めたな・・・ユミル」


第39話『兵士』

「巨人がどこまで来てるか見てくる! お前らは板でも棒でも何でもいい! かき集めて持ってきてくれ!」

まだ下か? ・・・・・・施錠をしたとは言え、こんな古い木の扉なんて簡単に破られるだろうな・・・クソ・・・・・・どうやって巨人を防げばいいんだ・・・

「うおッ・・・!! ここだあぁ!! 何でもいいから持って来い!!」

「・・・!? うそだろ・・・・・・?」
これじゃあ全然保たねぇ・・・
このままじゃ・・・・・・俺はここで・・・・・・ここか? 俺の最後はここなのか・・・・・・?
いいや・・・違うだろ、ここじゃあねぇだろ
絶対に・・・帰るんだ
俺達の故郷に・・・
「ベルトルト、生き延びて帰るぞ・・・絶対に、俺達の故郷にな」

「!? オイ・・・・・・それ・・・・・・火薬は!? ・・・砲弾は!?」

「上手く・・・いったみてぇだな・・・奇跡的に・・・」

「やめとけ・・・掴まれただけでも重傷だ・・・」

「うおおお」
「これしか無(ね)ぇだろ!!」

「イヤ・・・助かる」
結婚しよ

「あぁ・・・まぁな」

「別に・・・そりゃあ普通のことだろ・・・兵士なんだからよ・・・」

「何だそりゃ? 戦士って何のことだよ?」


第40話『ユミル』

「オイ? ユミル? 何するつもりだ?」

「・・・あ、あの巨人は・・・あの時の・・・」


第41話『ヒストリア』

「ハッ! すまん・・・」
「・・・クリスタ、お前は知ってたのか? ユミルが・・・巨人だったって・・・」

「つまりあいつは・・・この世界の謎の一端を知ってたんだな、まったく・・・気がつかなかったよ」


第42話『戦士』

「大丈夫じゃねぇな、巨人に腕を噛み砕かれたんだ。本当に・・・まいった・・・もうダメかと・・・」
「何言ってんだ・・・こんなの、もう2回目だぞ。なぁ? アルミン、一度は巨人の手の中にすっぽり収まっちまったこともあるんだ。既にもう2回死にかけた、このペースじゃあの世まであっという間だ。自分で選んだ道だが兵士をやるってのはどうも・・・体より先に心が削られるみてぇだ・・・まぁ・・・壁を塞がねぇことには・・・しんどいだのと言ってる暇もねぇか」

「そうか・・・後もう一息の所まで来ているんだったな」

「エレン、話があるんだが」

「俺達は5年前・・・壁を破壊して人類への攻撃を始めた。俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人ってやつだ」
「俺達の目的は、この人類すべてに消えてもらうことだったんだ。だが・・・そうする必要は無くなった・・・エレン・・・お前が俺達と一緒に来てくれるなら、俺達はもう壁を壊したりしなくていいんだ、わかるだろ?」
「だから俺達と一緒に来てくれって言ってんだよ、急な話ですまんが今からだ」

「そりゃ言えん・・・だが・・・まぁ、俺達の故郷ってやつだな。で? どうなんだよエレン、悪い話じゃないだろ? ひとまず危機が去るんだからな」


「そうか・・・その通りだよな・・・何を・・・考えているんだ俺は・・・本当におかしくなっちまったのか? きっと・・・ここに長く居すぎてしまったんだな、バカな奴らに囲まれて・・・3年も暮らしたせいだ。俺達はガキで・・・何一つ知らなかったんだよ、こんな奴らがいるなんて知らずにいれば・・・・・・俺は・・・こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに・・・」
「もう俺には・・・何が正しいことなのかわからん・・・ただ・・・俺がすべきことは自分のした行いや選択した結果に対し、戦士として、最後まで責任を果すことだ」

「あぁ!! 勝負は今!! ここで決める!!」

「ベルトルト!!」

ライナー・ブラウン(6~8巻 台詞)

第23話『女型の巨人』

「アルミン! おい立てるか!? イヤ・・・とにかく馬を走らせねぇと壁外じゃ生きてられねぇぞ! 急げ!!」

「奇行種の煙弾を確認したが、あのいいケツをした奴がそれか?」
「・・・何だって!?」
「待て! ジャンが撃ったみたいだ・・・」

「アルミン、どうしてそう思った?」

「エレンだと? エレンのいるリヴァイ班なら、あいつが来た右翼側を担当してるハズだが」

「じゃあ・・・エレンはどこにいるってんだ?」

「何が言いたい?」
「お前・・・本当にジャンなのか? 俺の知るジャンは自分のことしか考えてない男のハズだ」

「なるほど・・・エレンかも知れんヤツは殺せないと踏んでか・・・気休めにしては上出来、ついでにヤツの目が悪いことにも期待してみようか」

・・・・・・あのジャンが・・・変わったんだな・・・

「もう時間稼ぎは十分だろう!? 急いでこいつから離れるぞ!! 人食いじゃなきゃ俺達を追いかけたりしないハズだ!」

「ん!? 見ろ! デカ女の野郎め・・・ビビっちまってお帰りになるご様子だ!!」


第24話『巨大樹の森』

「どうだアルミン、立体機動装置は?」
「そうか・・・それはよかった。だがどうする? 馬が1頭しかいないぞ・・・ジャンの馬が戻って来れば3人とも移動できるんだが・・・」

「オイ! アルミン! やはり・・・まだ意識はしっかりしないのか?」
「そうか・・・・・・もう決めねぇとな、辛い選択だが一人ここに残る必要があるようだ・・・」

「アルミン。あと3分だけ待つ、それまでに決めるぞ」

「よくあの煙弾でこっちに来る気になったな・・・」
「お前は馬にも好かれるし、不思議な人徳があるようだな、命拾いした」

結婚したい・・・

「作戦続行不可能の判断をする選択権は全兵士にあるはずだが、まさか指令班まで煙弾が届いていないのか?」


第27話『エルヴィン・スミス』

向こうで何やってんだ? 大砲を持ってきたようには見えなかったぞ・・・


第34話『戦士は踊る』

「コニー、お前が本気なら協力するぞ」
「・・・・・・おかしいと思わねぇか? 何で私服で待機なんだ? 『戦闘服も着るな』『訓練もするな』だぞ? なぜだ? 俺達は兵士だぞ! さらに疑問なのには上官達の完全装備だ。ここは前線でもねぇ壁の内側だぜ? 何と戦うってんだ?」
「クマなら鉄砲でいいだろ・・・みんなワケがわからなくて困惑してる、呑気にくつろいでんのはお前らだけだよ。いっそ抜け出して上官の反応でも伺いたい気分だ」

「何言ってんだサシャ? ここに巨人がいるって言いたいんなら、そりゃ・・・ウォール・ローゼが破壊されたってことだぞ?」

ライナー・ブラウン(1~4巻 台詞)

第3話『解散式の夜』

「ブフーッ」
「す・・・すまん!」

「オーイ! その辺にしとけ! 忘れたのかジャン!? エレンの対人格闘成績は、今期のトップだぞ!」
「いや・・・ミカサに次いでだったっけ?」


第7話『小さな刃』

「まだだ・・・・・・やるなら集まってからだ」

「そいつは心外だな・・・」


第9話『心臓の鼓動が聞こえる』

「お前ら、あの巨人についてどこまで知っているんだ?」
「・・・そうだな・・・まずは助かってからだ・・・」

「問題無いね」

「いけるさ! 相手は3~4m級だ、的となる急所は狙いやすい」

「もしくは、こいつを奴らのケツにブチ込む!! 弱点はこの2つのみ!!」

「オイオイ、危なかったなアニ・・・怪我をしなくてよかったぜ本当に・・・」

「同感だ! あのまま食い尽くされちゃ何もわからず終(じま)いだ! あの巨人にこびりついてる奴らをオレ達で排除して・・・とりあえずは延命させよう!」


第11話『応える』

「砲声!? なぜ一発だけ?」

「・・・・・・どうなってんだ・・・これは!?」


第16話『必要』

「う~ん・・・姿勢制御のコツか・・・すまんが・・・ぶら下がるのにコツがいるとは思えん、期待するような助言はできそうにないな・・・」

「まったく・・・お前は何だって突然、そんな話すんだよ」

「ん・・・? ってことは・・・巨人と遭遇した後も、その考えは変わらなかったってことか?」

「俺にも・・・俺にもあるぜ、絶対曲がらないものが・・・帰れなくなった故郷に還る。俺の中にあるのは、これだけだ・・・絶対に・・・何としてもだ」
「ベルトの調整から見直してみろ、明日は上手くいく・・・お前ならやれるはずだ、エレン・イェーガーだったっけ?」

「何とかなったようだな・・・」


第17話『武力幻想』

「イテテ・・・ほら、次はお前がならず者をやる番だ。まったく・・・俺の巨体を投げ飛ばすとは・・・」
「お前、取っ組み合いに慣れてやがるな?」

「教官に聞こえねぇようにな・・・」

「じゃあ、どう対処すりゃいい?」
「んな無責任な・・・」

「お前の言いたいことはわかった、でもな・・・それじゃあやっぱり無責任だと思うぞ。俺達は兵士だろ? いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある。守る対象が脅威に晒された時、その間に入って盾にならなければならない。相手が何であろうと、だ。俺達は大砲でも格闘術でも、使いこなして力をつけなきゃならん・・・それが・・・力を持つ兵士としての責任だと思う・・・俺は・・・」
「うぁ・・・偉そうに説教なんかしちまった・・・訓練に戻ろうぜ」

「ん? オイ・・・アイツ・・・」
「よーしエレン、アニにも短刀の対処を教えてやるぞ。あの不真面目な奴にも説教だ、兵士とはどうあるべきか・・・教えてやろうじゃないか」

「教官の頭突きは嫌か? それ以上、身長を縮めたくなかったら、ここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」
「そら! 始めるぞエレン!」

「まだだ! 短刀を取り上げるまでが訓練だ!」

「イ・・・イヤ・・・俺は・・・」
「あぁ・・・兵士には引けない状況がある、今がそうだ」

「お前は兵士にとことん向かんようだな・・・」


第18話『今、何をすべきか』

「貸せアルミン! このままじゃ不合格だぞ」
「バレねぇように尽くせ・・・! 俺の気が変わらねぇうちにな!」
「な!? オイ!?」

「謝っても仕方ないぞ、早く弔ってやるんだ」

アルミン・アルレルト(9・10巻 台詞)

第37話『南西へ』

「・・・・・・一体・・・どうすれば。いきなりローゼが突破されるなんて・・・我々に・・・何か手が残されているのでしょうか・・・これからエレンを現場に向かわせたとしても・・・とても上手くいくとは思えない・・・、・・・・・・それに・・・なぜ・・・ウォール教の司祭まで一緒に」

「え・・・え!? 消えてない!?」

「あ・・・!! じゃ・・・じゃあ・・・ぷ・・・!?」

「賭ける価値は大いにあると思います・・・同じやり方が可能なら・・・ウォール・マリアの奪還も明るいですよね。従来のやり方だと大量の資材を運ぶ必要があったから、それを支える人員や兵站を考えると・・・壁外に補給地点を設けながら進むしかなかった・・・それにはおよそ20年掛かる計算だったけど、荷馬車を護送する必要も無いとなると・・・シガンシナ区まで最速で向かうことも可能だと思います」

「夜間に壁外の作戦を決行するのは、どうでしょうか?」
「はい! 巨人が動けない夜にです! 松明の明かりだけで馬を駆けさせることはできませんが・・・その速度でも・・・人数さえ絞れば、夜明けまでにウォール・マリアへ行けるかもしれません」
「えぇ・・・ただし、すべてはエレンが穴を塞げるかどうかに懸かっているんですが・・・」

「金髪の長い髪で・・・えーと、あと・・・かわいい!」


第42話『戦士』

「え? あぁ・・・・・・あの時・・・」
「でも・・・巨人は実際に壁の内側に出てるんだよ」
「どういうことだろう・・・この5年間に無かったことが、こんなに一度に起こるなんて」

「オーイ、行くよー?」


「・・・ライナーとベルトルトが同郷なのは知ってましたが、アニとその二人が親しい印象はありません」
「僕もそう思います。ライナーは僕とジャンとで『女型の巨人』と戦ってます、ライナーは危うく握りつぶされる直前で――・・・・・・!」
「ライナーは逃げられたんだけど・・・アニは急に方向転換してエレンがいる方向に走って行ったんだ。僕も・・・推測でエレンは中央後方にいるんじゃないかと話してたけど・・・アニに聞かれる距離ではなかったし」

まさか・・・・・・

「エレンの場所の話をしたのは・・・ライナーにそのことを聞かれたからでした・・・それに・・・あの時『女型の巨人』が凝視してた手の平に、刃で文字を刻むこともできたかもしれない・・・ライナーなら!」

アルミン・アルレルト(7・8巻 台詞)

第27話『エルヴィン・スミス』

「学習能力があるってことだ・・・怖いことに。それも個体差があるだろうけど」

「うん・・・僕もいると思う。多分・・・団長はそう確信している。エレンの存在は巨人が人為的に操作されている可能性を示唆するものだから、壁を壊そうとした巨人は人間であり・・・彼らは壁の内側にいると想定される・・・ならば、真っ先に今やるべきことは、その人間を特定してこれ以上、壁を壊されるのを防ぐことだ。それ以上に・・・彼らを捕まえることができれば、調査兵団の悲願である情報が・・・この世界の真相そのものが手に入ると期待できる」

「それは・・・今回の襲撃で、彼らが壁を完全に壊さなかったからだと思う。彼らはなぜだか攻撃を途中でやめてしまったんだ。ウォール・ローゼを塞ぐ内扉まで破壊しなければ、彼らの目的は達成できないはずなのに・・・中止する理由があったんだ、せっかく壊した壁が塞がれてしまう時もほっといた。恐らく、それどころではなくなったってことじゃないだろうか・・・もし彼らが壁の破壊よりも重視する何かがあの時に起こったのだとしたら、それはエレンが巨人になって暴れ回ったこと以外には考えにくい・・・」

「いや・・・間違ってないよ」
「ジャン、結果を知った後で選択をするのは誰でもできる。後で『こうすべきだった』って言うことは簡単だ、でも・・・・! 選択する前に結果を知ることはできないだろ? あの巨人の正体は誰か? 何人いるのか? 何ができるのか? 何を知ってるのか? 何を知られてるのか? わからないよ! いつだってわからないことだらけだ! でも時間って流れるし、止まったりしてくれない! 結果がわからないのに選択の時間は必ず来る。結果責任って言葉も知ってる、便利で正しい言葉だと思う。どれだけの成果をあげようと・・・兵士を無駄死にさせた結果がなくなるわけじゃない。確かに団長は非情で悪い人かもしれない・・・けど僕は・・・それで、いいと思う。あらゆる展開を想定した結果、仲間の命が危うくなっても選ばなきゃいけない。100人の仲間の命と、壁の中の人類の命を。団長は選んだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

「大して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ・・・何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと・・・大事なものを捨てることができる人だ。化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」


第31話『微笑み』

「アニ」
「やぁ・・・もう・・・すっかり憲兵団だね」
「荷運び人さ。立体機動装置を雨具で見えないようにしてるんだ、ほら」
「アニ・・・エレンを逃がすことに協力してくれないかな・・・」
「一時的に身を隠すだけさ、王政に真っ向から反発するつもりじゃない。調査兵団の一部による犯行行為って体(てい)だけど、時間を作ってその間に審議会勢力をひっくり返すだけの材料を揃える、必ず!」
「ごめん、言えない・・・」

「アニ! お願いだ、このままじゃエレンは殺される。何にもわかってない連中が自分の保身のためだけに、そうとは知らずに人類自滅の道を進もうとしている。説得力が無いことはわかってる・・・でも・・・それでも・・・もう、大きな賭けをするしか・・・無いんだ。もちろん迷惑が掛からないように努める・・・けど、ウォール・シーナ内の検問を潜り抜けるには、どうしても憲兵団の力が必要なんだ。もう・・・これしか無い」

「良(い)い人か・・・それは・・・その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ。だって、それって・・・自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから。すべての人にとって、都合の良い人なんていないと思う。誰かの役に立っても、他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし・・・だから・・・アニがこの話に乗ってくれなかったら、アニは僕にとって悪い人になるね・・・」

「大丈夫だって・・・! 2人は体型が近いし、目つきが凶悪で似たような悪人面だから」
「立体機動で突破するつもりだったんだ」
「ここの入り組んだ街の地形を利用しなければ替え玉作戦が成功しないと思ったからさ、真っ向から逆らって逃げるより、ある程度従順に振る舞って警戒心を解いてからの方が逃走の時間を稼げるからね」

「あ! あった・・・ここだ!」
「うん・・・ここを通る、昔計画されてた地下都市の廃墟が残っているんだ。これがちゃんと外扉の近くまで続いている」
「うん、地上を歩くより、はるかに安全だ。ん? アニ?」

「アニ・・・何でマルコの立体機動装置を持ってたの? わずかなキズやヘコみだって・・・一緒に整備した思い出だから・・・僕にはわかった」
「・・・じゃあ、生け捕りした2体の巨人はアニが殺したの?」
「・・・今だって、信じられないよ・・・きっと・・・何か・・・見間違いだって、思いたくて・・・そのせいで・・・。・・・。・・・でも、アニだってあの時、僕を殺さなかったから、今・・・こんなことになっているじゃないか・・・」

「話してよアニ!! 僕達はまだ話し合うことができる!!」


第32話『慈悲』

「しまった・・・・・・舌を噛んでいたのか? 一体・・・・・・どうやって傷をつけたんだ!?」
「そんな単純なことに・・・くっそぉ・・・やっぱり・・・僕の嘘は最初から気付かれていたんだ・・・地下深くで待ち伏せしてるのもバレバレだった!! もっとやり方が他に・・・あったはずだ」
「これから・・・とりあえず・・・三班と合流して地上に出て、後は二次作戦の通りに・・・アニと・・・女型の巨人と戦う! エレンは・・・予定通り巨人になって捕獲に協力してもらう・・・いいよね?」

「! 三班だ」
「失敗しました! 二次の作戦に移行して下さい」

「なっ・・・!? 踏み抜いた!?」
「賭けたんだ、エレンが死なないことに賭けて穴を空けた。めちゃくちゃだけど、こうなったら手強い。アニは死に物狂いで、エレンを奪うつもりだ。ど・・・どうしよう、退路を塞がれた・・・あの穴や入口から立体機動で素早く出たとしても・・・その瞬間を狙われる・・・かといって・・・ずっとここにいても、いつ踏み潰されたっておかしくない・・・」

「目的がしっかり無いと巨人になれないんだっけ? もう一度・・・イメージしよう、強く!」


「女型の巨人はエレンの顔を知ってるばかりか、同期でしか知りえないエレンのあだ名『死に急ぎ野郎』に反応を見せた。何より大きいのは、2体の巨人を殺したと思われるのが、アニだからだ・・・あの2体の殺害には高度な技術が必要だから、使い慣れた自分の立体機動装置を使って・・・検査時にはマルコの物を提示して追求を逃れたと思われる」
「わからない・・・僕の見間違いかもしれない・・・」

「そうなったらアニには悪いと思うよ・・・でも・・・だからって、何もしなければエレンが中央のヤツの生贄になるだけだ」

「作戦を考えた。僕とミカサがあの穴と元の入口から同時に出る、そうすればアニはどちらかに対応する。その隙にエレンはアニがいない方から逃げて! 生身で戦闘に加わってはダメだ、女型の巨人は兵士で何とかするから。いくよ!」
「そこにいたって3人共死ぬよ。ミカサ、位置について」


第33話『壁』

まさか・・・早々にエレンを諦めて逃げ出すとは・・・けど今はエレンと一対一だ・・・! アニにとっては、エレンを攫う最後のチャンスのはず

「速い・・・・・・このままじゃ・・・・! 逃げられる・・・!」
「エレン・・・、・・・! ミカサ待って!」

「届いた・・・」


第34話『戦士は踊る』

「エレン・・・多分、今は・・・誰にもわからない・・・」

「は・・・? 巨人・・・・・・!? 何で? 壁の中に?」

「・・・うん、少なくとも100年間ずっと立ちっぱなしだったから・・・そろそろ散歩でもし出すと思うな・・・一斉に」
「あの壁ってさ・・・石の繋ぎ目とか何かが剥がれた跡とかが無かったから、どうやって造ったのかわかんなかったんだけど、巨人の硬化の能力で造ったんじゃないかな・・・・・・アニがああなったように硬化の汎用性は高い。そして・・・僕達はずっと、巨人によって巨人から守られていた」

「は・・・はい」

2013年6月8日土曜日

アルミン・アルレルト(6巻 台詞)

第23話『女型の巨人』

「行け! う!!」
こいつは・・・いや、こいつらは何が目的なんだ

「殺さない・・・のか? 何だ今の・・・? フードをつまんで・・・顔・・・? 顔を確認した・・・?」

「ライナー!」

「奇行種じゃない! 巨人の体を纏った人間だ!」
「ちょっと待って!! 先に煙弾を撃たないと・・・・・・い、急げ・・・!! あっちに緊急事態を煙弾で・・・知らせないと!!」

「あいつが来た方向からだ! まさか・・・あいつが巨人を率いて来たのか!?」

「いいや・・・違うんだ、あいつは・・・巨人の体を纏った人間・・・エレンと同じことができる人間だ」

「巨人は人を『食う』ことしかしない、その結果として死なせるのであって『殺す』行為自体は目的じゃない。しかしあいつは急所を狙われた途端に先輩を『握り潰し』『叩きつけた』。『食う』ためじゃなく『殺す』ために殺したんだよ、他の巨人とはその本質が違う。『超大型』や『鎧』の巨人が壁を破壊した時に、大勢の巨人を引き連れて来たのはきっとあいつだよ・・・目的は一貫して人類への攻撃だ・・・・・・・・・いや・・・どうかな、誰かを捜してるんじゃないかって気がする・・・もし・・・そうだとすれば、捜してるのはきっと・・・エレンだ・・・」

「僕の企画紙には右翼前方あたりにいると記されていたけど・・・そんな前線に置かれるわけがない」
エルヴィン団長が捜していたもの・・・やっぱり・・・考えたくなかったけど・・・

「この陣形の一番、安全なところにいるはず。だとしたら、中央の後方あたり・・・かな」

「あいつには本当に知性がある・・・あいつから見れば僕らは文字通りに虫ケラ扱い・・・叩かれるだけで潰されちゃうよ?」

「フードを被るんだ! 深く! 顔があいつに見えないように! あいつは僕らが誰かわからない内はヘタに殺せないハズだから!」

「え・・・? ああどうも。でも気持ち悪いとか酷いなぁ・・・」

あっちから来た時より、だいぶ遅くなった・・・疲れたのか・・・?
あの速度で再び走られたら手遅れだ! 今やるべきだ・・・今、手を打たないと・・・

少なくとも・・・人間の常識に当てはめた限りではそうだろう・・・けど、あの二人なら、もしかしたら・・・

「ジャン!! 仇をとってくれ!! 右翼側で本当に死に急いでしまった死に急ぎ野郎の仇だ!! そいつに殺された!! 僕の親友をこいつが踏み潰したんだ!! 足の裏にこびりついてるのを見た!!」

そんな・・・!! なぜ・・・あっちは中央後方・・・エレンがいる方向だ・・・


第24話『巨大樹の森』

「大丈夫・・・留め具が正しく外れてくれたから壊れてはいないんだ」

「!! うん・・・まだちょっとボーッとするよ・・・」

「待って・・・その前に煙弾を撃ってみよう。陣形が直進してたら四列三班あたりが近くに来てるはずだ」

「僕が残る。代わりに報告してほしいことがある、できればエルヴィン団長にだけ・・・」

「うん、なんとか」

「わからなくても今の状況じゃやることは決まってる。判断に従おう」


第25話『噛みつく』

「ジャン・・・それじゃあ、どうするの?」

アルミン・アルレルト(5巻 台詞)

第19話『まだ目を見れない』

「ミカサ!! 待って!!」


第21話『開門』

「・・・うん、でもこれじゃあ巨人に手を貸したようなもんだよ・・・その人の復讐心は満たされたかもしれないけど、人類にとっては打撃だ」

「え!? ジャンが?」

「え・・・僕は・・・そうしなきゃいけない理由が理解できたら、死ななきゃいけない時もあると思うよ・・・嫌だけどさ」

「うん」
「あ・・・ありがと。アニってさ・・・実は、けっこう優しいね」
「だって僕らに調査兵団に入ってほしくないみたいだし、憲兵団に入るのも何か理由があるんじゃないの?」

いくら兵士を集めたいからって、その情報まで公にするなんて・・・
イヤ・・・何か意図があるんじゃ・・・団長は一体・・・
「何を見ようとしているんだ?」

「・・・・・・皆・・・」


第22話『長距離索敵陣形』

「エレン!」

「・・・・・・? さっきから変だ・・・赤の煙弾が撃たれて、しばらく経つのに陣形が乱れてる。・・・! まさか・・・」
「あれは・・・黒い煙弾!?」
近くの人間を無視して中央に迫っているのか!? 間違いない! ヤツは――
「奇行種だ!」

「やった! ネス班長!」

「何だあれ!? 速すぎる!!」
まずい・・・!! ネス班長達が!!

「違うぞ、違う・・・奇行種じゃない! ネス班長教えてください、どうすればいいんですか、ヤツは!? 通常種でも・・・奇行種でもありません・・・ヤツは! 『知性』がある、『超大型巨人』や『鎧の巨人』とか・・・エレンと同じです! 巨人の体を纏った人間です!! だっ・・・誰が!? 何で!? 何でこんな!! まずいよ!! どうしよう!? 僕も死ぬ!! 僕も殺される!!」

アルミン・アルレルト(4巻 台詞)

第14話『原始的欲求』

「起きてくれよエレン!? ここにいるんだろ!? エレン!? このままここにいたら巨人に殺される!! ここで終わってしまう!!」

「エレン・・・僕達はいつか・・・外の世界を探検するんだろ? この壁の外のずっと遠くには・・・炎の水や、氷の大地、砂の雪原が広がっている。忘れたのかと思ってたけど、この話をしなくなったのには・・・僕を調査兵団に行かせたくなかったからだろ?」

「エレン・・・答えてくれ。壁から一歩外に出ればそこは地獄の世界なのに、どうしてエレンは外の世界に行きたいと思ったの?」

「エレンが勝ったんだ!! 今・・・自分の責任を果そうとして・・・!! エレンを扉まで援護すれば!! 僕らの勝ちだ!!」

「そんな・・・!! 地上に降りるなんて自殺行為だ!! 馬も建物も無いんじゃ戦えない!!」

「い・・・・・・いけえぇぇエレン!!」

「熱ッ!! 信じられないくらい高熱だ! 急いで壁を登らないと・・・! クッ! 体の一部が一体化しかけてる! 引っ張っても取れない!」

「ミカサ!? え?」


第15話『個々』

「何が奪還作戦だ・・・口減らしに父さんと母さんを殺したくせに・・・今に・・・見てろ」

「ハッ! シガンシナ区出身! アルミン・アルレルトです!!」
「祖父がつけてくれました!」
「人類の勝利に役に立つためです!!」


第16話『必要』

「落ち着いてやればできるよ、運動苦手な僕だってできたんだから」
「いくよ」
「あ!?」

「気にしても仕方ないよ、明日できるようになればいいんだから。それより、ちゃんと食べて今日失った血を取り戻そう」

「だから今は悩んでも仕方ないって・・・」

「う、うん」

「明日に懸けるしかない・・・」
「うん・・・そうだけど・・・」
「えーと・・・僕は・・・直接、巨人の脅威を目の当たりにしたわけじゃないんだ。開拓地に残らなかったのも・・・あんなめちゃくちゃな奪還作戦を強行した王政があることを考えると、じっとしてられなかっただけで・・・体力に自信は無いし、自分に何ができることがあるか・・・わからないけど・・・この状況を黙って見てることなんて・・・できないよ」

「聞いてもいいかな? 二人はどこ出身なの?」
「えっ!? そこは・・・」

「目で『どうだ!』って言ってるよ」


第17話『武力幻想』

「エレンの言う通りだよ、ウォール・マリア崩壊以前の立体機動術は少数派の調査兵団にしか必要とされていなかったから、それだと立体機動術は衰退しちゃうんだ。だから内地に行けるっていう付加価値をつけて技術の衰退を防ぐしかなかった。でもそれが、壁の崩壊後の現在も続いてるっていう原因は権限を持つ内地の」
「このままだと、いずれは・・・」
「エレン聞いてる?」


第18話『今、何をすべきか』

「く・・・・・・くそっ・・・」
「ライナー・・・そ、そんなことしたら、ライナーまで不合格に・・・」

「お荷物なんか、死んでもごめんだ」

2013年6月7日金曜日

アルミン・アルレルト(3巻 台詞)

第10話『左腕の行方』

「エレン! ちゃんと体は動くか? 意識は正常か? 知ってることを全部話すんだ、きっと分かってもらえる!」

<駐屯兵達に、近付けば肉を削ぐと警告したミカサに>
「ミカサ・・・人と戦ってどうするんだ? この狭い壁の中でどこに逃げようっていうんだ・・・」
【ミカサ「どこの誰が相手であろうと、エレンが殺されるのは阻止する。これ以外に理由は必要ない」】
「話しあうんだよ! 誰にも・・・なんにも状況が分からないから恐怖だけが伝染してるんだ・・・」

<エレンの弁明が聞き入れられず、硫弾の発射準備開始>
「マズい・・・このままじゃ。き・・・聞いて下さい!! 巨人に関して知ってることを話します!!」


第11話『応える』

「・・・砲声が聞こえたところまで覚えてる・・・その後は凄まじい音と衝撃と・・・熱・・・!! 今・・・僕達は巨大な骨格の内側に!?」
「エレン!? これは――」

【エレン「オレはここを離れる」】
「どこに? どうやって?」
【エレン「とりあえずどこでもいい、そこから壁を越えて地下室を目指す、もう一度巨人になってからな」】
「・・・・・・そんなことが? できるのか!?」

エレンが巨人なのか・・・・・・エレンが巨人を出現させて操っているのか・・・それは今、エレン自身にもわからないことだろう・・・

「顔色もひどい、呼吸も荒い・・・明らかに体に異常を来(きた)している・・・!」

駐屯兵団が白兵戦を仕掛けてくる気配は無い・・・そんな気配があれば、ミカサが野良猫よりも早く察知しているだろう・・・最短時間で砲弾が装填されたとして、あと20秒ほどかかるだろうか・・・エレンはそれ以内に行動して、ここから去っていくだろう・・・

こんな時に何でこんなことを思い出すんだろう・・・もうこれが僕達の最後だから・・・?
結局僕は・・・・・・最後まで、臆病者以外の何かにはなれなかった・・・
僕は何度も二人に助けられたけど、僕が二人を助けたことは、とうとう一度も無いままだ・・・・・・
これでどうやって対等な友人だと言えるだろうか、どうやって僕も一緒に行くなんてことが言えるんだ・・・付いて行ける自信も無いのに・・・
もう・・・これで・・・
3人が揃うことも無いだろう・・・・・・

「・・・・エレン、どうして僕にそんな決断を託すの?」
「いつそんなことが?」

僕が勝手に思い込んでただけだ
勝手に・・・自分は無力で足手まといだと
二人はそんなこと思ってなかったのに
これ以上の説得力がどこにある・・・僕に命を任せると言っている二人は・・・僕が・・・この世で最も信頼している人間だ・・・

「必ず説得してみせる!! 二人は極力、抵抗の意志が無いことを示してくれ!」
エレンが巨人になって戦ってた時から、ずっと引っ掛かってたことがある・・・
まだ考えがまとまっていない・・・・・・・・・けど、やってやる! 喋りながらでも考えろ!

【キッツ・ヴェールマン隊長「貴様!! そこで止まれ!!」】

「彼は人類の敵ではありません。私達は知り得た情報をすべて開示する意志があります!!」

【キッツ「命乞いに貸す耳は無い! 目の前で小隊を現しておいて今さら何を言う! ヤツが巨人でないと言うのなら証拠を出せ!! それができなければ危険を排除するまでだ!!」

「証拠は必要ありません!」
そうだ・・・必要無い!!
「そもそも我々が彼をどう認識するかは問題ではないのです!」

【キッツ「何だと!?」】

「大勢の者が見たと聞きました! ならば彼と巨人が戦う姿も見たハズです!! 周囲の巨人が彼に群がって行く姿も」
「つまり巨人は彼のことを我々人類と同じ捕食対象として認識しました!! 我々がいくら知恵を絞ろうとも、この事実だけは動きません!」

【キッツ「迎撃態勢をとれ!! ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな!! ヤツらの行動は常に我々の理解を超える!!」】

「な!!」
ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・・・・・・・・考えることが・・・怖いんだ!
「・・・・・・エレン・・・ミカサ・・・」

「私は、とうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!! その信念に従った末に命が果てるのなら本望!! 彼の持つ『巨人の力』と残存する兵力が組み合わされば!! この街の奪還も不可能ではありません!! 人類の栄光を願い!! これから死に行(ゆ)く、せめてもの間に!! 彼の戦術的価値を説きます!!」

【キッツ(どう命乞いしようと私は規則に従うまで…規則に反する者は排除する・・・・・・)】
【ドット・ピクシス指令「よさんか、相変わらず図体の割りには子鹿のように繊細な男じゃ。お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」


第12話『偶像』

【ピクシス「アルミン訓練兵…じゃったかの?」】
「ハッ!!」
【ピクシス「お主は先ほど、巨人の力とやらを使えばこの街の奪還も可能だと申したな、あれは本当にそう思ったのか? それとも苦し紛れの命乞いか?」】
「それは・・・、・・・・・・両方です。あの時、僕が言おうとしたことは巨人になったエレンが、破壊された扉まであの大岩を運んで扉を塞ぐということでした。ただ単純に思いついただけですが、せめてエレンの持った力に現状を打開できる可能性を感じてもらえないかと・・・もちろん助かりたい一心でですが・・・」

<ピクシスが上記企画を採用、エレンに承諾させて参謀を呼び作戦を練る>
「え・・・・・・? そんな・・・いくらなんでも・・・! 皮算用ですらない思いつきなのに・・・いきなり実用するなんて・・・」

<グスタフ参謀、アンカ・ラインベルガー参謀と作戦会議中に>
「す・・・すいません、一介の訓練兵が口を挟んで・・・」
【グスタフ「構わん、話を続けたまえ」】
「巨人は通常、より多数の人間に反応して追ってくるので、それを利用して大勢でおびき寄せて壁際に集めることができれば、大部分は巨人と接触せずにエレンから遠ざけることができると思います。倒すのは、後で大砲を利用して損害を出さずにできると思いますし。ただしエレンを無防備にするわけにもいかないので、少数精鋭の班で彼を守るべきだと思います。それに穴から入って来る巨人との戦闘も避けられません・・・そこは精鋭班の技量に懸かっています」
【グスタフ「よし分かった、そこを踏まえて作戦を練り直そう」】
「ただ・・・この作戦はエレンが確実に岩を運んで穴を塞ぐことが前提です。その確証が乏しいままこの作戦をやることに疑問を感じるのですが・・・」


第13話『傷』

「赤い煙弾・・・どうして・・・」

エレン・・・ミカサ・・・一体何が・・・・・・

「・・・エレン・・・何をしているんだ!? エレン・・・・・・!?」

「ミカサ!! 作戦はどうなった!? エレンはどうなっているんだ!?」
【ミカサ「その巨人にはエレンの意志が反映されてない! 私が話しかけても反応が無かった!! もう誰がやっても意味がない!!」】
「!! ・・・作戦は!?」
【ミカサ「失敗した!」】

「後頭部からうなじにかけて縦1m・・・横10cm」
【ミカサ「アルミン!?」】
「僕がエレンをここから出す!! ミカサはここを巨人から守ってくれ!!」

「巨人の弱点部分からエレンは出てきた・・・これは・・・巨人の本質的な謎と恐らく無関係じゃない。大丈夫・・・真ん中さえ避ければ! 痛いだけだ!!」
【ミカサ「アルミン!! 無茶は止めて!!」】
「ミカサ!! 今自分にできることをやるんだ!! ミカサが行けば助かる命があるだろ!! エレンは僕に任せろ!! 行くんだ!!」

「エレン!! 聞こえるか!? しっかりしろ!! ここから出ないと僕ら皆死ぬぞ!! 巨人の体なんかに負けるな!! とにかく早く!! この肉の塊から出てくるんだ!!」
「お母さんの仇はどうした!! 巨人を駆逐してやるんだろ!? お母さんを殺した奴が憎いんだろ!!」
【エレン「何言ってるんだアルミン? 母さんならここにいるぞ?」】
「エレン! エレン!」

2013年6月6日木曜日

アルミン・アルレルト(2巻 台詞)

第5話『絶望の中で鈍く光る』

「コニー・・・班・・・?」
「・・・・・・あ・・・うぁぁああああ・・・・・・・・・!! この・・・・・・!! 役立たず・・・!! 死んじまえ!!」

「ごめん迷惑掛けた、後衛と合流する」

地獄だ・・・・・・イヤ・・・地獄になったんじゃない、今まで勘違いをしていただけだ
最初からこの世界は、地獄だ
強い者が弱い者を食らう、親切なくらい分かりやすい世界・・・
ただ――僕の友達はこの世界で、強くあろうとした
弱い僕を助けてくれた
それが堪えられなかった・・・二人にとって僕は守られる存在なんだ
二人のように強く・・・肩を並べてこの世界を生きていきたかった・・・

その結果があの様(ざま)だ・・・僕のせいでエレンは死んだ

「ハンナ? 一体、何を・・・」

「・・・・・・。・・・・・・ハンナ・・・」
「ハンナ・・・ここは危険だから早く屋根の上に」
「違うんだ・・・フランツは・・・」
「・・・・・・もう・・・やめてくれ・・・これ以上はもう・・・無理だ、これ以上は・・・」


第7話『小さな刃』

「!!」
ミカサ・・・・・・ダメだ・・・合わせる顔がどこにあるっていうんだ・・・ミカサに・・・何と言えば・・・・・・オレなんか・・・無駄に生き延びただけだ・・・こんなことなら、あの時一緒に死んどくんだった・・・・・・

「僕達・・・・・・訓練兵・・・・・・34班―――トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ、エレン・イェーガー。以上5名は自分の使命を全うし・・・壮絶な戦死を遂げました・・・」
「ごめんミカサ・・・・・・エレンは僕の身代わりに・・・僕は・・・何も・・・・・・できなかった、すまない・・・・・・」

イヤ・・・ガスを蒸かしすぎだ! あれじゃすぐに無くなる。いくら腕があっても機動力がなくちゃ僕らは無力だ・・・やはり・・・いつもみたいに冷静じゃない。動揺を行動で消そうとしてる・・・このままじゃ、いずれ・・・」
「・・・・・・!! ミカサ・・・!!」


第8話『咆吼』

「ミカサ!!」
「ミカサ!! ガス切らして落っこちたろ!! ケガは!?」

「とどめを・・・刺した!? 弱点を理解して殺したのか・・・!?」
「イヤ・・・僕達に無反応だ・・・とっくに襲ってきてもおかしくないのに・・・」
「待ってくれ! ミカサのガスがからっぽなんだ!!」
「やることは決まってる!! 僕のもあまり入ってないけど・・・急いでこれと交換するんだ!!
「こうする以外に無い!! 僕が持っていても意味が無いんだ!! でも・・・今度は・・・大事に使ってくれよ、みんなを助けるために・・・・・・」

「よし!! 機動装置はまだ行けるぞ!! 刃も全部足した。ただ・・・これだけはここに置いていってくれ・・・やっぱり・・・生きたまま食われることだけは避けたいんだ」
「え? え!? そ・・・っ、そんな・・・」

「・・・で・・・でも・・・巨人が大勢いるところを人一人抱えて飛び回るなんて・・・・・・」

ダメだ、よしてくれ・・・このままじゃ僕は、また友達を死なせてしまう・・・・・・

「き・・・聞いてくれ!! 提案があるんだ!! やるのは二人だ・・・だから・・・二人が決めてくれ・・・。・・・・・・無茶だと思うけど・・・」

「痛い!! 痛い!!」


第9話『心臓の鼓動が聞こえる』

「無いよりはずっとマシだと思う・・・補給室を占拠してる3~4m級が7体のままなら、この程度の火力でも7体同時に視覚を奪うことは不可能じゃない。まず・・・リフトを使って中央の天井から大勢の人間を投下、あの7体が『通常種』であれば、より大勢に反応するはずだから中央に引き付けられる。次にリフト上の人間が7体の巨人それぞれの顔に向けて同時に発砲・・・視覚を奪う。そして・・・次の瞬間に全てが決まる・・・」
「天井に隠れてた7人が発砲のタイミングに合わせて巨人の急所に切りかかる・・・つまり、この作戦は一回のみの攻撃にすべてを・・・全員の命を懸けることになる。7人が7体の巨人を一撃で同時に仕留めるための作戦なんだ」
「運動能力的に最も成功率が高そうな7人にやってもらうけど・・・全員の命を背負わせてしまって・・・・・・その・・・ごめん」

「でも・・・僕なんかの案が・・・本当に、これが最善策なんだろうか・・・?」

「? そんなことが・・・? ・・・・・・? いつ?」
「うん・・・」

大丈夫・・・数は増えてない
作戦を続行する!!

「ミカサ!? ミカサ・・・早く逃げないと・・・うッ!!? 共食い・・・?」

体が再生できてないのか・・・?

「あ・・・あいつは・・・トーマスを食った奇行種・・・・・・!?」

エレンだ・・・・・・切断されたハズの腕と足が、ある・・・・・・
エレンはあの時、巨人に飲み込まれた・・・あの時・・・・・・

「・・・・・・!! 一体・・・何が・・・・・・」

アルミン・アルレルト(1巻 台詞)

第1話『二千年後の君へ』

「そ・・・そんなことするもんか! それじゃお前らと同レベルだ!! 僕が言ったことを正しいと認めているから・・・言い返せなくて殴ることしか出来ないんだろ? そ・・・それは! 僕に降参したってことじゃないのか!?」

「イ・・・イヤ、ミカサを見て逃げたんだろ・・・イテテ・・・」
「ひ・・・一人で立てるよ」

「――それで人類は、いずれ外の世界に行くべきだって言ったら殴られた、異端だって」
「そりゃ・・・壁の中にいるだけで100年ずっと平和だったからだ。下手に外に出ようとしてヤツらを壁の中に招くようなことが起きないように、王政符の方針として外の世界に興味を持つこと自体をタブーにしたんだ」

「・・・そうなんだよ、でも本当にそれだけの理由なんだろうか?」

「で・・・どうだった・・・」
「だって・・・危険だし・・・気持ちは分かるけど。確かに、この壁の中は未来永劫安全だと信じきってる人はどうかと思うよ。100年、壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんか、どこにもないのに・・・」

「そんな・・・!! あ・・・あの壁は・・・・・・ご・・・50m・・・だぞ・・・・・・」


第2話『その日』

「あ・・・・・・ありえない、巨人は最大でも15mのはず・・・! 50mの壁から頭を出すなんて――」

「逃げるぞ二人とも! 早くしないと次々と巨人が入ってくる!!」
「!? エレン!?」
「ミカサ!! ・・・・・・!! うぅ・・・・・・!! もう・・・駄目なんだ・・・この街は・・・もう・・・無数の巨人に占領される!!」


第3話『解散式の夜』

「うああぁぁ、うあぁ・・・」

「二人とも、今日はもうお開きだって・・・寮に戻るよ」
「僕は調査兵団に入る!」
「あぁ、わかってるよ・・・僕は人より体力が無い。卒業模擬戦闘試験を合格できたのも奇跡だ・・・」
「・・・・・・死んでも足手まといにはならないよ!」

「エレン・・・・・・!! ・・・大丈夫なの? あの後、急に倒れて寮(ここ)まで運んだんだ。すごく、うなされてたけど、どんな夢を?」


第4話『初陣』

「だっ大丈夫だ、こんなのすぐ治まる! し、しかし・・・まずいぞ、現状では、まだ縦8mもの穴をすぐに塞ぐ技術は無い! 塞いで栓をするって言ってたあの岩だって・・・結局掘り返すことさえできなかった! 穴を塞げない時点でこの街は放棄される・・・ウォール・ローゼが突破されるのも時間の問題・・・・・・そもそも、巨人(ヤツら)はその気になれば、人類なんかいつでも滅ぼすことができるんだ!!」

「ご、ごめん、大丈夫・・・」

「やっとだ・・・やっと・・・役に立てる」

「・・・・・・!! あぁ・・・間違いない」

なんで・・・・・・
なんで僕は・・・仲間が食われてる光景を・・・眺めているんだ・・・
どうして、僕の体は動かないんだ・・・
「うああぁぁぁ、うあぁぁああぁぁぁぁぁ」


「エレン! ここにいたんだ!!」
「これ・・・じいちゃんが隠し持っていたんだ! 外の世界が書かれてる本だよ!」
「そんなこと言ってる場合じゃないんだ!! この本によると、この世界の大半は『海』っていう水で覆われているんだって!! しかも『海』は全部、塩水なんだって!!」
「いいや! 取り尽くせないほど『海』は広いんだ!」
「塩が山ほどあるだけじゃない!! 炎の水! 氷の大地! 砂の雪原! きっと外の世界はこの壁の中の何倍も広いんだ!」
「エレン! いつか・・・外の世界を探検できるといいね・・・」


「うぅ・・・うああぁぁぁ」
「エレン!!」
「エレン!! 早く!!」
「うああああぁぁぁ」

2013年6月5日水曜日

ハンジ・ゾエ(9・10巻 台詞)

第37話『南西へ』

「あぁ・・・ニックとは友達なんだよ。ねー?」
「彼は壁の中に巨人がいることを知っていた。でもそれを今まで、ずっと黙っていた。なぜかは知らないが、自分が死んでもその他の秘密を言えないというのは本当らしい・・・彼ら教団は何かしら壁の秘密を知っている」
「他の教徒に聞いてもよかったんだけど・・・彼は自ら同行することを選んだ。状況が変わったからね・・・現状を見てもなお、原則に従って口を閉ざし続けるのか、自分の目で見て・・・自分に問うらしい・・・」

「どうだろう・・・私には司祭は真っ当な判断力を持った人間に見えるんだ・・・もしかしたらだけど・・・人類滅亡より重要な理由があるのかもしれない・・・」

「あぁ・・・そうだよ。これは、ただの石じゃない・・・女型の巨人が残した硬い皮膚の破片だ」

「そう! アニが巨大化を解いて体から切り離されても、この通り! 蒸発もしない・・・消えてないんだ。もしかしたらと思ってね、『壁』の破片と見比べたらその模様の配列や構造までよく似ていたんだ。つまりあの壁は、大型巨人が主柱になっていて、その表層は硬化した皮膚で形成されていたんだ」

「待った! 言わせてくれアルミン、このままじゃ破壊されたウォール・ローゼを塞ぐのは困難だろう・・・穴を塞ぐのに適した岩でも無い限りはね・・・でも、もし・・・巨人化したエレンが、硬化する巨人の能力で、壁の穴を塞げるのだとしたら」
「元の材質は同じはずなんだ・・・巨人化を解いた後でも蒸発せずに石化した巨像を残せるのならあるいは・・・本当に・・・もし、そんなことが可能ならだけど、さっきまでそう考えてたんだ・・・」

「なるほど・・・少数だけなら一気にウォール・マリアまで行けるかもしれないのか」

「夜・・・に・・・?」

「状況は絶望のどん底なのに・・・それでも希望はあるもんなんだね・・・」

「・・・こんなこと聞かれても困ると思うんだけど・・・それってできそう?」

「ん・・・もうすぐエルミハ区だ」

「こっから先はもう巨人の領域になるよ」
「モブリット・・・ちょっと待って」

「・・・何か・・・気持ちの変化はありましたか?」
「時間が無い!! わかるだろ!? 話すか黙るかハッキリしろよお願いですから!!」
「それはどーも!! わざわざ教えてくれて助かったよ!」

「・・・・・・責任を・・・誰かに押しつけて、自分達の身や組織を守ってきたってこと?」

「・・・? え・・・誰・・・?」
「その子・・・104期だから・・・今は最前線にいるんじゃ・・・」
「待って! まだ104期全員の名前を知らないんだけど・・・」

「え・・・? ユミル?」


第41話『ヒストリア』

「後続は散開して周囲を警戒! 他すべてで巨人が群がってる所を一気に叩け!!
「!? ちょっと、あんたは攻撃しなくていいから!!」


第42話『戦士』

「そうか・・・あぁ・・・もちろん、彼女とは友好的な関係を築きたいよ。これまでがどうあれ、彼女の保つ情報は我々人類の宝だ・・・仲良くしたい。ただね・・・彼女自身は単純でも、この世界の状況は複雑すぎるみたいなんだよね・・・」
「本名は・・・ヒストリア・レイスって言うんだって?」
「レイスってあの貴族家の?」
「・・・そう、よろしくねヒストリア」

「ユミルはどう?」
「とりあえず、トロスト区まで運んでまともな医療を受けてもらわないとね、任せたよ」

「・・・・・・さて・・・・・・我々は・・・穴を塞ぎに来たんだった・・・」

「みんな、いるかい? ・・・ユミルの件はひとまず後だ、壁の修復作戦を再開しよう。しかし・・・現場はもっと巨人だらけだと思ってたんだが・・・ん?」
「駐屯兵団先遣隊だ、穴の位置を知らせにきたんだ」

「何だって!?」
「う~ん・・・壁に穴が無いのならしかたない、一旦トロスト区で待機しよう」

「まさか・・・ついに地下を掘る巨人が現われたんだとしたら大変だ・・・」
「今はとにかく、ユミルを安全に運ぶことを考えよう。まだ地面を走るには巨人がいるし」


「ようやくアニの身辺調査の結果が届いたんだが・・・104期に2名ほどアニと同じ地域の出身者がいるようなんだ。ライナー・ブラウンとベルトルト・フーバー。まぁしかし・・・5年前当時の混乱のせいで戸籍資料なんかどれも大ざっぱな括りでいい加減なもんだ。管理状態がずさんなせいで探すのに今まで手間取ってしまったらしい」
「この二人は壁外調査で『誤った』作戦企画書によってエレンが右翼側にいると知らされていたグループだ。アニ・レオンハートこと『女型の巨人』が出現したのも右翼側だったわけだが・・・これだけで何が決まるってわけじゃないけど一応ね・・・訓練兵時代の3人の関係性などが知りたい。どう思う?」

「話してたって・・・その3人で? エレンの場所を気にしてる素振りは無かった?」

「エレン! イヤ・・・全員、聞くんだ。もし――ライナーとベルトルトを見つけても、こちらの疑いを悟られぬように振る舞え。もちろん、アニ・レオンハートの存在には一切触れるな。彼らがアニの共謀者であってもなくても、彼らを上手く誘導して地下深く幽閉する必要がある」

ハンジ・ゾエ(8巻 台詞)

第33話『壁』

「今回はうまく自分を保っているようだね、エレンが時間を稼いでくれると信じよう」
「二手に分かれろ! 何としても女型を確保せよ!」

「ダメだ! 追いつけない!」
馬は外に用意してあるけど、平地戦はあまりにも不利だ・・・どうすれば・・・


第34話『戦士は踊る』

「やめなさいケイジ!! 今はそんなことしてる場合じゃないでしょ!! ワイヤーでネットを作ってこれを縛る! 早く! いつ目を醒ますかわからないこの子を地下に運ぶ! それだけを考えなさい!」

ようやくアニを追いつめたと思ったら・・・この水晶体で身を覆われてしまった・・・少なくとも鉄以上の硬度・・・生きてるのかもわからない。
もし・・・このまま、アニから何の情報も引き出せなかったら何が残る・・・? 多くの死者を出し、その人生を失い・・・謎ばかりを残して・・・それで何が・・・?

「馬の手配はまだ!? 急いで!」
「! さっきから破片が危ないな・・・ん? ミカサ? 何でまだ、あんな所に・・・・・・」

え・・・何・・・・・・? ちょっと待って・・・アレは・・・たまたま、あそこだけにいたの・・・・・・? もしそうじゃなきゃ壁の中すべてに巨人がぎっしり? 壁の中すべてに巨人が・・・・・・?

「ニック司祭?」

「とりあえず、こんな所かな・・・本格的な補修作業は日没後に行います。とりあえず速乾性の高い目地材で薄く固めていって、周囲の脆くなった部分も同時に進めていきます」

「付近の住民は戦闘後より今に至るまで、この辺りから遠ざけたままですが、完全に隠し通せた確証はありません」
「そろそろ・・・話してもらいましょうか・・・」

「この巨人は何ですか? なぜ壁の中に巨人がいるんですか? そしてなぜ、あなた方は・・・黙っていたんですか? ・・・・・・答えていただきます」

「いいですよ、ここからでいいですか?」
「寄るな」

「ふざけるな、これは重罪だ。人類の生存権に関わる、重大な罪だ。お前ら教団が壁の強化や地下道の建設を散々拒んだ理由はこれか・・・? 壁に口出しする権限をお前らに与えたのは王政だったな・・・つまり・・・この秘密を知っているのがお前だけなんてことはありえない・・何人いるか知らないが、お前らは我々調査兵団が何のために血を流しているのかを知ってたか? 巨人に奪われた自由を取り戻すためだ・・・そのためなら・・・命だって惜しくなかった。それが、たとえ僅かな前進だったとしても・・・人類がいつかこの恐怖から解放される日が来るのならと、命を捧げ続けてきた・・・・・・しかし・・・こんな重大な情報は今まで得られなかった・・・それでもまだ・・・とぼけられるのか? どれだけの仲間が巨人に食い捨てられていたか・・・知りませんでした、と? 事実お前らは黙っていた・・・お前らは・・・黙っていられた・・・」
「・・・いいか? お願いはしてない。命令した。話せと。そしてお前が無理なら次だ、次のヤツに自分の命とどっちが大事か聞いてみる。何にせよ、お前一人の命じゃ足りないと思っている。それともお布施の方がいいか? いくら欲しいんだ?」

「今、放していいか?」
「わかった、死んでもらおう」

「ハハッ、ウソウソ・・・冗談・・・」

「ねぇ・・・ニック司祭? 壁って全部巨人でできてるの?」

「あぁ・・・いつのまにか忘れてよ・・・こんなの・・・初めて壁の外に出た時以来の感覚だ・・・」
「怖いなぁ・・・」


「トーマ!?」

2013年6月3日月曜日

ハンジ・ゾエ(6・7巻 台詞)

第25話『噛みつく』

「じ・・・じゃあ、実験していいよね?」
「計画は私がやっていいよね? エレン・・・わからないことがあったら、わかればいい・・・自分らの命を懸ける勝ちは十分ある」

「準備ができたら信煙弾で合図するから、それ以降の判断は任せたよ!」
「うん・・・この涸れ井戸なら、自我の無い状態の巨人であっても拘束できる・・・はず!」

「・・・? 合図が伝わらなかったのかな?」
「何かあったの?」


第26話『好都合な道を』

「何!? 何の音!? 何が――!? うぉおおお!! おおおい!? うおおおぉ!!」

「エレぇン!! その腕、触っていいぃぃぃ!? ねぇ!? いいよねぇ!? いいんでしょ!? 触るだけだから!!」
「うおおおおお、あッ・・・つい!! 皮膚無いとクッッソ熱ッいぜ!! これ!! すッッげぇ熱いッ!!」
「ねぇ!? エレンは熱くないの!?  その右手の繋ぎ目どうなってんの!? すごい見たい!!」
「ええ!? ちょっと・・・エレン! 早すぎるって!! まだ調べたいことが・・・・・・!?」

「そんなことないよ、快便だったけど上への説明に手間取っちゃってさ。まあエレン、とりあえずこれを見てくれ」
「そう、エレンが出した巨人の右手がこれをつまんでた。こんなふうに人差し指と親指の間でね」
「偶然挟まっていたとは、ちょっと考えにくいね。しかもなぜか熱や圧力による変形は見られない・・・・・・何か思うことは無い?」

「なるほど・・・・・・今回、巨人化できなかった理由はそこにあるのかも・・・『巨人を殺す』『砲弾を防ぐ』『岩を持ち上げる』、いずれの状況も巨人化する前に明確な目的があった。恐らく自傷行為だけが引き金になってるわけではなくて、何かしらの目的が無いとダメなのかもね・・・・・・」

やっぱりこれが自然に発生したものとは思えない。何かしらの用途があって存在してる道具のような性質とも見てとれる。だとしたら・・・『人を食べる』存在でしかない彼ら巨人は、何にとって都合がいい存在なんだ?

「私が甘かったよ・・・人に戻る方法も考え直したい。でも次の壁外調査までは陣形の全体訓練で時間が無いし・・・・・・」
「うん・・・今回の所は」


第27話『エルヴィン・スミス』

「ふん!! これでどう? もうかゆいとこあっても掻けないよ? 身じろぎ一つできないよ、多分一生。傷を塞げば塞ぐほど、関節はより強固に固まっていく仕組みだ」
「・・・しっかし、肝心の中身さんはまだ出せないのか? 何やってんだよ、リヴァイとミケは・・・」


第28話『選択と結果』

「エルヴィン・・・どうしてリヴァイに補給させたの? 時間が無いのに・・・」

「でも、それは・・・エレンが巨人から出た時の状況を考えると、できそうもないって結論づけたはずでは? 装備は破損して戦闘服さえなくなってたし、何よりエレン本人が自力で立つことさえできないほど憔悴してた」

ハンジ・ゾエ(台詞 初出3巻)

特別編『リヴァイ兵士長』(9.5話)

【リヴァイ「うるせぇガキ共め・・・・・・」】
「あの子達の羨望の眼差しも・・・あなたの潔癖すぎる性格を知れば幻滅するだろうね・・・」


第19話『まだ目を見れない』

「ごめんねエレン、待たせてしまって。でもやっとここから出られそうなんだ」
「私は調査兵団で分隊長をやってるハンジ・ゾエ、そっちの彼は・・・彼も同じ分隊長のミケ・ザカリアス。そうやって初対面の人の匂いを嗅いでは・・・鼻で笑うクセがある。多分深い意味は無いと思うね。まぁこんなのでも分隊長を務めるほどの実力者ではあるんだ・・・あ! ごめん・・・無駄話しすぎた。もう着いちゃったけど・・・大丈夫! むしろ説明なんか無い方がいい、エレンが思っていることをそのまま言えばいいよ。勝手だけど私達は・・・君を盲信するしかないんだ」

「しかし限度があるでしょ・・・歯が折れちゃったんだよ」

「エレン、口の中見せてみてよ。・・・! ・・・え? 歯が生えてる」


第20話『特別作戦班』

「こんばんはーリヴァイ班の皆さん、お城の住み心地はどうかな?」
「私は今、街で捕らえた2体の巨人の生態調査を担当しているんだけど、明日の実験にはエレンにも協力してもらいたい。その許可をもらいにきた」

「そうはもう・・・最高に滾るヤツをだよ」
「リヴァイ? 明日のエレンの予定は?」
「ならよかった、決定!! エレン! 明日はよろしく」

「あぁ・・・やっぱり。聞きたそうな顔してると思った・・・そんなに聞きたかったのか・・・しょうがないな、聞かせてあげないとね、今回捕まえた巨人(あのこ)達について」


「こんにちは!」

巨人の捕獲に成功したのは今回が初めてじゃない。まずは過去5回の捕獲時に行った実験の反復から始める。最初は『意思の疎通』の検証。

「調子はどう? 名前は? 体は痛くない?」

残念ながら今回も意志を通わせることは不可能との結論に至る。

「うはッ!! あぶなッ!! あぶねぇぇ!!」

しかし私にとって巨人との交流は日々の疲れを忘れるほど充実した時間だった。
ちなみに4m級を『ソニー』・・・7m級を『ビーン』と、それぞれ名付けた。
次に『日光の遮断』を試してみた。夜が深まると巨人の活動力が落ちることから、日光により何かしらの活動力を得ていることを裏付ける実験だ。
これは巨人によって個体差が大きく出た。ソニーは遮断後1時間で活動が鈍くなったのに対し、ビーンは3時間は元気なままだった。

「改めて驚かされたよ・・・彼らは水も食料も摂らない。発声器官はあっても呼吸を必要としない・・・唯一活動に必要なのは『日光』なんだ・・・ずっと日光を絶つとどうなるのか・・・興味はあるけど、死んでしまったら困るからね・・・」
「そして次の段階からは直接巨人の体と接触する『痛覚の確認』へと移行した」

「あぁあぁあぁあ」
「これが叫ばずにいられるか! ビーンがこんなに痛がっているんだぞ!? ビーン、頑張れ、耐えるんだ!!」
「ああぁああぁあぁあああぁあ」

「巨人に『うなじ』以外の弱点が無いか確認する必要があるからね・・・とても辛い作業だったよ・・・」

ビーンに比べてソニーは内向的な性格で、あまり反応を示さなかった。

「ほら・・・心臓に刺さってるよ。痛くないの? どんな感じ?」
「何!? どうしたの!?」
「わッ!!」
「あはははは、今のは惜しかったよソニー!」

「こんな感じでソニーは自己表現が苦手なんだよ、頭かじろうとするばっかりでさ」
「そうだよ。私は巨人に仲間を何度も何度も目の前で殺された。調査兵団になった当初は憎しみを頼りにして巨人と戦ってた。そんなある日、私は気付いた。切断した3m級の生首を蹴っ飛ばした時だった。軽かったんだ、異常に。巨人の体が」
「そもそも本来ならあの巨体が2本足で立ち、歩くなんてことはできないハズなんだ。どの巨人もそう・・・切断した腕は、その質量にあるべき重量には到底、達していなかった」
「エレンが巨人になった時も何も無かった所から巨人の体が現われたと聞く。私は思うんだ、本当は・・・私達に見えている物と実在する物の本質は・・・全然違うんじゃないかってね。憎しみを糧にして攻勢に出る試みはもう何十年も試された。私は既存の見方と違う視点から巨人を見てみたいんだ。空回りで終わるかもしれないけど・・・ね」
「でも・・・私はやる」

「エレン・・・あなたが実験に加わることで新しい何かがわかるかもしれない。それによって私達は一歩前に進めるかもしれない。期待ばかり掛けるし、不快にさせるかもしれないけど・・・私は今、楽しい。こんな変化は今まで無かったからね」

「え? いいの? そ・・・そうだね、うん、今の話じゃ省略した部分も多かったし・・・もっと詳細に話すとしよう、ちょっと長くなるけど・・・」

「・・・なので今回の実験では新たに得られた情報は無いね。今まで話したことは訓練兵の時に教わってるハズだ。エレンも知ってたよね?」

「なのでここからは私独自の推測を交えて、もう一度解説するよ。まず巨人との意思の疎通に関してだけど、気になる事例がある。イルゼ・ラングナーという――」

「ソニーー」
「ビーーン」
「あああああああああ」

オルオ・ボザドさん(5・6・7巻 全台詞 回想登場次第追加)

第20話『特別作戦班』

「旧調査兵団本部。古城を改装した施設ってだけあって・・・趣(おもむき)とやらだけは一人前だが・・・こんなに壁と川から離れた所にある本部なんてな、調査兵団には無用の長物だった。まだ志だけは高かった結成当初の話だ・・・しかし・・・このでかいお飾りが、お前を囲っておくには最適な物件になるとはな」

「調子に乗るなよ新兵・・・巨人か何だか知らんがお前のような小便臭いガキにリヴァイ兵長が付きっきりになるなど――」

【ペトラ「乗馬中にペラペラ喋ってれば舌も噛むよ」】
「・・・最初が肝心だ・・・あの新兵、ビビっていやがったぜ」
【ペトラ「あんまり間抜けなんでびっくりしたんだと思うよ」】
「・・・何にせよ俺の思惑通りだな」

<リヴァイ兵長のマネをしてるつもりならやめてと、ペトラに言われて>
「・・・・・・!! フッ・・・俺を束縛するつもりかペトラ? 俺の女房を気取るには、まだ必要な手順をこなしてないぜ?」
【ペトラ「~舌を噛み切って死ねば良かったのに…」】
「・・・戦友へ向ける冗談にしては笑えないな・・・」

<旧調査兵団本部、夜半のミーティングにて>
「ガキ共はすっかり腰を抜かしただろうな」

<エレンがハンジに巨人の実験について質問したので>
(オイ! やめろ・・・聞くな!)


第22話『長距離索敵陣形』

<団長の意味深な質問の意味をエレンに問われて>
「さぁな」

【エレン「オルオさん、ちょっと同期と話してきてもいいですか?」】
「チッ・・・さっさと行けよ」

【壁外調査開始。エレン「オレの同期は巨人に勝てますかね?」
「ああ? てめぇこの1か月間、何していやがった!? いいか・・・クソガキ、壁外調査ってのはなぁ! 『いかに巨人と戦わないか』に懸かってんだよ!」


第24話『巨大樹の森』

【リヴァイ「オルオ、(緑の信煙弾)をお前が撃て」】
「了解です!」

<中列の一部の班のみ、巨大樹の森へ進軍>
「なんだよこれ・・・ふざけんなよ、ほんと、なにこれ・・・・・・」


第25話『噛みつく』

<女型の巨人に見つかり、二人の隊員が殺されて>
「兵長! 指示を!! やりましょう! あいつは危険です!! 俺達がやるべきです!」

「指示をください!!」

<応戦ではなく、進軍継続命令に狼狽するエレンに>
「兵長が説明すべきではないと判断したからだ!! それがわからないのは、お前がまだヒヨッコだからだ! わかったら黙って従え!」

<エレンが井戸で巨人化失敗、屋外テーブルで休憩中に>
「まぁ・・・思ったよりお前は人間だったってことだ」


第26話『好都合な道を』

<エレンが右手のみ巨人化>
「答えろよエレン!! どういうつもりだ!!」
「その腕をピクリとでも動かしてみろ! その瞬間てめぇの首が飛ぶ!! できるぜ! 俺は! 本当に!! 試してみるか!?」
「妙な動きはするな!」

<エレンを疑った代償として右手を噛む>
「お前を抑えるのが俺達の仕事だ、それ自体は間違ってねぇんだからな! 調子乗んなよガキ!」

<女型巨人を捕縛>
「これが調査兵団の力だ!! 舐めてんじゃねぇぞこのバカ! どうだ!? わかったか!?」


第27話『エルヴィン・スミス』

【エレン「~新兵ならともかく、先輩達にも(捕縛作戦を)知らされてないなんて…」】
「うるせーな・・・」

【ペトラ「私達が団長や兵長に信用されてないって言いたいの?」】
【エレン「いや…でも、そーいうことになっちゃいますよ!?」】
「ペトラ! そいつの歯を抜いてやれ! 前歯と奥歯を差し替えてやれ!」

<エルドが状況と結果から、作戦を隠匿した理由を推理>
「なるほどそういうことか、そうに違いないな、わかったかエレン? そういうことだ」

<エルヴィンの意味深な質問について>
「俺はわかっていたぜ? でもな・・・そこはあえて答えなかった。お前らにはそれが、なぜだかわかるか?」
【呆れ顔のペトラ「…なんで?」】
「はぁ・・・なんだ? わからないのか? まぁお前ら程度じゃわからないだろうな、なぜお前らにはわからないと思う? それはお前らが俺の域に達していないからだ」

【エルド「エレン…お前はまだ知らないだけだが、それも今にわかるだろう。エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されている理由がな」】
「それまでてめぇが生きていればの話だがな・・・」


第28話『選択と結果』

<撤退の信煙弾(アニメでは青色)を確認して>
「だそうだ。中身のクソ野郎がどんな面してるか、拝みに行こうじゃねぇか」

【ペトラ「あの時(エレンが)私達を選んだから今の結果がある。正しい選択をすることって…結構、難しいことだよ」】
「オイ、あんまり甘やかすんじゃねぇよペトラ。こいつが何したって言うんだ? みっともなくギャアギャア騒いでただけじゃねぇか、今回はエサ以上の働きは何もしてねぇよ。まぁ・・・最初は生きて帰ってくりゃ上出来かもな・・・だが、それも作戦が終わるまでだ。まだ評価できん。いいかガキンチョ、お家に帰るまでが壁外遠征だからな」

<エルドに、初陣で失禁したことをバラされて>
「馬鹿め!! 俺のが討伐数とかの実績は上なんだが!? 上なんだが!? 馬鹿か!? バーカ!」
【エルド「…討伐数だけでは兵士の優劣は語れない」】
「うるせぇバーカ!」

<グンタが女型の中身に、うなじを削がれて>
「エレン止まるな! 進め!!」
「チクショウどうする!? エルド!? どこに向かえばいい!?」
【エルド「馬に乗るヒマは無い! とにかく味方の元へ!!」】
「女型の中身が!? それとも複数いるのか!?」

<臨時リーダーのエルドが女型討伐(足止め)を決意、エレンに本部への移動を命じて>
【エレン「オレも戦います!」】
「何だてめぇ・・・俺達の腕を疑ってんのか!?」

<エルドが陽動した死角から、ペトラとのコンビネーションで女型の視覚を奪う>
捕獲などクソ食らえ!!
「クソ女型に報いを!!」

<頸動脈を削ぎにいったエルドが食われて>
【ペトラ「エルド!! !? な…!? 何でよ!! まだ目が見えるわけがない!! まだ…30秒も経ってない!! 片目だけ!? 片目だけ優先して早く治した!? そんなことができるなんて!!】
「ペトラ!! 早く体勢を直せ!! ペトラ!! 早くしろ」

<ペトラ死亡。女型のうなじにアンカーを刺す>
「・・・オイ、死ね」

「・・・なぜだ、刃が通らねぇ・・・」

2013年6月2日日曜日

エレン・イェーガー(9・10巻 台詞)

第37話『南西へ』

「はぁ!? なんだそりゃ!! うっ!?」

「イヤイヤイヤイヤ・・・それは・・・おかしいでしょ、何か知ってることがあったら話して下さいよ・・・人類の全滅を防ぐ以上に重要なことなんて無いでしょう」

「オレで・・・穴を塞ぐ・・・!?」

「はい! オレが必ず穴を塞ぎます! 必ず・・・」
アニが使ったあれを・・・オレには絶対できないってことはないはずだ・・・あいつにもできたんだから・・・

「もう・・・わけのわからん状況にはうんざりなんだよ・・・まず・・・今からウォール・ローゼを塞ぐ・・・ウォール・マリアを塞いだら・・・地下室だ。そこにすべてがあると言っていた親父の言葉が本当なら、親父の消息の手掛かりも・・・そこにすべての答えがある、はずだ・・・そうすりゃわかるだろう・・・この怒りの矛先をどこに向ければいいかが・・・」


「あ、あいつが?」
「行きましょう! とにかく現場に急がないと!」
「あの一番小さい子ですよ!」


第41話『ヒストリア』

「死ね!!」
「やった!! 討伐数1!!」
「うお! は・・・はい・・・すいません・・・いてて・・・」
「・・・お前ら!」


第42話『戦士』

「普通なら・・・か」

「ライナー、掴まれ」

「大丈夫かライナー?」
「お前ほど強くても・・・そうなっちまうんだな・・・」

「あぁ・・・お前ら二人の故郷も遠退(とおの)いちまうばかりだからな・・・何とかここで踏み止まらねぇと・・・」

「は? 何言ってんだお前ら」

「・・・え? ちゃんと見たのか!? まだ酒が残ってんじゃねぇのか!?」
「何なんだよ・・・一体・・・」

「? 何だよ」

「は・・・? 何言ってんだお前・・・」

「は!? イヤ待て! 全然わかんねぇぞ!」
「今から!? どこに行くんだよ??」
「え? う~ん、どうだろうな・・・」
「う~ん」
まいったな・・・・・・昨日からとっくに頭が限界なんだが・・・


「オレも・・・二人がアニと喋ってるのは、あまり見たことがないような・・・まぁ・・・アニは元々喋らなかったけど・・・」
「イヤ・・・でも・・・同期としては・・・その疑いは低いと思います。無口なベルトルトは置いといても・・・ライナーはオレ達の兄貴みたいな奴で・・・人を騙せるほど器用じゃありませんし・・・」
「どうした?」
「は・・・? 何だそりゃ・・・何でそんな話になるんだお前は」


「お前さぁ・・・疲れてんだよ。なぁ? ベルトルト、こうなってもおかしくねぇくらい大変だったんだろ?」
「大体なぁ~お前が人類を殺しまくった『鎧の巨人』なら、何でそんな相談をオレにしなくちゃなんねぇんだ。そんなこと言われてオレが『はい行きます』って頷くわけがねぇだろ」
「とにかく、街に行くぞ」

「ライナー・・・ベルトルト・・・このッ・・・裏切りもんがあぁああ」

エレン・イェーガー(8巻 台詞)

第31話『微笑み』

「案外・・・楽に抜けられたな。ずっと馬車の中だったけど、全然確認とかされなかった・・・さすが憲兵団様だ。日頃の仕事具合が窺える。あとは影武者のジャンがバレなきゃいいが・・・ありゃあそう長くはもたねぇよ・・・アイツとオレ、全然似てねぇから・・・」
「オレはあんな馬面じゃねぇよ・・・」

「本当か? すげぇな・・・」

「何だお前・・・まさか暗くて狭い所が怖いとか言うなよ?」

「・・・大男を空中で一回転させるような乙女はか弱くねぇよ、バカ言ってねぇで急ぐぞ!」

「な・・・何言ってんだてめぇは!? さっさとこっちに来いよ!! ふざけてんじゃねぇ!!」

「オイ・・・! アニ・・・お前が間の悪いバカで、クソつまんない冗談で適当に話を合わせてる可能性が・・・まだ・・・あるから・・・・・・とにかく!! こっちに来い!! この地下に入るだけで証明できることがあるんだ!! こっちに来て証明しろ!!」

「だから・・・!! つまんねぇって言ってるだろうが!!」


第32話『慈悲』

「助けないと!」

「オレが・・・何とかする!! あの時・・・大砲を防いだみてぇに・・・こっちに来い! 行くぞ!!」

「またかよ・・・・・・そんな・・・こんな時に!? クソぉぉいッてぇええ」
「やってる・・・! けど・・・何でだ!」

「う・・・うるせぇな、オレは・・・やってるだろ!!」


「ハハハ・・・」
「兵長・・・今日は・・・よく喋りますね」

「・・・すいません、オレが・・・あの時・・・選択を間違えなければ、こんなことに・・・兵長にもケガまで・・・」

「いえ・・・アルミン? ミカサも・・・」

すげぇ・・・正直・・・もうだめかと思ったが、これさえ成功させれば一発で状況が好転する。そもそも女型が誰なのか特定できているんなら、成功は堅くないか?
「やったな。?」

「アニが女型の巨人? 何で・・・そう思うんだよ・・・アルミン」
「は・・・? どうして・・・マルコ・・・が出てくる?」
「は!? 何言ってんだ、そんな根拠で――」

「証拠が無い・・・? 何だそれ・・・何でやるんだ? どうするんだよ・・・アニじゃなかったら」
「アニを・・・疑うなんて、どうかしてる・・・」


「は!?」

「は? 待てよアルミン! それじゃあお前らどっちか、死んじまうだろうが!」

「な・・・何でお前らは・・・戦えるんだよ」

「だよな」


第33話『壁』

アニ・・・お前は・・・いつも周りがバカに見えて仕方がないって顔してたな・・・・・・いつも・・・つまんなそうにしてた
そんなお前が生き生きしてる時がある、その格闘術を披露する時だ・・・
父親に強いられた下らない遊び事だとか言ってたけど、オレにはお前がそう思っているようには見えなかった・・・
お前は・・・嘘をつくのがヘタな奴だと・・・オレはそう思っていた・・・
なぁ・・・アニ、お前・・・・・・何のために戦ってんだ
どんな大義があって、人を殺せた


第34話『戦士は踊る』

「・・・アルミン、アニは・・・どう・・・なった・・・?」

エレン・イェーガー(7巻 台詞)

第27話『エルヴィン・スミス』

「相手が知性のある巨人だと知っていれば死なずに済んだ兵もいたんじゃ・・・オレ達のような新兵ならともかく、長く調査兵団をやってる先輩達にも知らされないなんて・・・・・・」

「い・・・いや・・・でも、そーいうことになっちゃいますよ!?」

「・・・5年前、本当に諜報員が・・・」

「オレもです。あの質問は・・・そうか」

これが成功すれば、すごいことになる。でも・・・そのためだとしても・・・人が死にすぎた。


第28話『選択と結果』

「本当に・・・奴の正体が・・・?」
「え・・・? オレは特に何も・・・」
「う・・・もう・・・わかりましたって」

「えぇ!?」
うわ! 本当なんだ!
「すげぇ!! 空中で撒き散らしたってことですか!?」

「ん!? !? グンタさん!? えっ!? ちょっと・・・! どうし――」

「・・・・・・! グンタさんが・・・」
「女型が? ・・・そんな!! どうして!? 捕まったんじゃなかったのかよ!?」

「・・・・く! くそ・・・よくも! 今度こそやります! オレが奴を!!」

「オレも戦います! ・・・!」
「我が班の勝利を信じてます!! ご武運を!!」

強えっ・・・!! あの女型が一方的に・・・それも声掛けなしで、いきなりあんな連係が取れるなんて・・・
きっと・・・仲間同士で信じ合ってるから可能なんだ・・・ああやって困難を乗り越えてきた・・・だからグンタさんを失った直後でもあんなに強い・・・
進もう・・・振り返らずに、皆を信じて進めばきっと・・・それが正解なんだ
オレにもやっとわかった・・・

「こいつを殺す」
オレが・・・選択を間違えたから・・・オレが仲間を信じたいと思ったから皆、死んだ・・・
オレが最初から自分を信じて戦っていれば・・・
最初からこいつをぶっ殺しておけば!!


第29話『鉄槌』

あの時・・・皆と一緒に戦っていれば・・・
イヤ・・・もっと前に・・・あの時に戦っていれば・・・リヴァイ兵長もいたんだ・・・絶対に勝てた、捕獲だってできたかもしれない・・・
オレが・・・オレが選んだ
オレがした選択で皆、死んだ。オレのせいで・・・皆が・・・・・・
・・・だけど、やっぱり・・・お前が悪い
「オアェ!! ガアッ!! オアエア、ガアッ、オグアァ!! ガァ、オ、オオグェ、ガアアア」

引きちぎってやる
この手が治ったらバラバラに、グチャグチャに、コマかくシテ・・・かラ、クッテヤる


第30話『敗者達』

「・・・? は・・・?」
「ミカサ!? 女型は!?」
「何・・・で? みんな・・・一体・・・・・・作戦は・・・?」
「これは? またお前に助けてもらったのか?」

『英雄の凱旋だ! 行くぞミカサ』

2013年6月1日土曜日

エレン・イェーガー(6巻 台詞)

第24話『巨大樹の森』

ここが陣形で最も安全な位置だからか・・・壁外なのにまるで巨人の気配がしない。今の所は順調に進んでるように感じる・・・でも実際の所はどうだろう・・・初列の方じゃ既に死人が出ているんじゃ・・・

右翼側!? 確かアルミンはそっちだ・・・でもアルミンも他のヤツらも、まだ中央の近くが持ち場なはずだ。そこまでは巨人は侵攻してないだろう
「!? 黒の煙弾!? 奇行種が!?」

「ハイ!」
すぐそこまで・・・巨人が・・・あの煙弾の下で誰かが・・・戦っているのか・・・

「兵長!! リヴァイ兵長!!」
「何だって・・・ここ森ですよ!? 中列だけこんなに森の中に入ってたら巨人の接近に気付けません! 右から何か来てるみたいですし・・・どうやって巨人を回避したり荷馬車班を守ったりするんですが?」

「え!? な!? ・・・なぜ、そんな・・・」

そうか・・・オレが新兵だから、今の状況を呑み込めていないだけで、簡単に答えを教えてもらえないのも、自分で学ぶ必要があるからか・・・きっと先輩達もそうやって戦いを学んできたんだ・・・

!? ・・・まさか、まさか・・・誰も・・・この状況を理解できていないのか・・・? もしかしたらリヴァイ兵長でさえも・・・


第25話『噛みつく』

馬鹿め! 自分から地獄に来やがった・・・! お前が追っかけてんのは巨人殺しの達人集団だ!

・・・!?
「リヴァイ兵長!?」

「音響弾!?」

!? ・・・オレを監視するためなんじゃ・・・

「え・・・!? 駆ける・・・って・・・一体どこまで・・・・・・!? それに! ヤツがもう、すぐそこまで! また・・・!! 増援です!! 早く!! 援護しなければまたやられます!」 
「・・・グンタさん!?」
「・・・・・・!? エルドさん!! !? なぜ・・・リヴァイ班がやらなくて誰があいつを止められるんですか!」

「!! また死んだ! 助けられたかもしれないのに・・・。・・・まだ一人戦っています! 果敢にも! 今なら・・・まだ間に合う!」

「戦いから目を背けろと!? 仲間を見殺しにして逃げろってことですか!?」

「見殺しにする理由がわかりません! それを説明しない理由もわからない! なぜです!?」

まだ戦っている! たった・・・一人で・・・
イヤ・・・一人でだって戦えるじゃないか。何でオレは人の力にばっかり頼ってんだ、自分で戦えばいいだろ。


「ま・・・待って下さい。どうやったら生えてくるかとか、わからないんです。何か他に方法は・・・」

「い・・・いえ」
「・・・! はい・・・わかりました・・・」

「了解です。! 合図だ・・・」
巨人の操作・・・壁を塞いだ時以来か・・・もしまた暴れでもしたら・・・オレは今回、リヴァイ班に殺されるかもしれないのか・・・

「ハンジさん・・・巨人になれません」

何で・・・先輩方は失望してないんだ・・・? オレが巨人にならないと大変なのに・・・
・・・まるで、現状を変えることを望んでないみたいだ・・・
「うっ」

「な!? な・・・何で今ごろ。リヴァイ兵長、こ・・・これは・・・」


第26話『好都合な道を』

「だから――ちょっと!! 黙ってて下さいよ!!」

「ハ・・・ハンジさん!? ちょっと待って――」

そうだ! さっさとこの手を抜いちまえば・・・こんなもん!
「んんんんんん!! ふん」

「兵長・・・」
「あまり・・・良くありません」

「オレが・・・ここにいることで生かしてもらってることはわかってるつもりです。オレ自身が人類の天敵たりえる存在であることも・・・ただ・・・実際に敵意を向けられるまで・・・気付きませんでした。あそこまで自分は信用されてなかったとは・・・」

「・・・え? あ・・・! 確かそれを拾うおうとして・・・巨人化はその直後でした」

「確かに今回の巨人化は砲弾を防いだ時の状況と似てます・・・けど! 『スプーンを拾う』ために巨人になるなんて・・・何なんだ、これは・・・」

「え!? ちょっと・・・何やってんですか!?」


「うう・・・!! 進みます!!」
「・・・・・・! うあ・・・ごめんなさい・・・・・・」

不可能だ
逃げ切るなんて・・・このまま背中を向けて走っていれば全員、ペチャンコになる・・・!
・・・・・・でも・・・!
死にそうだけど・・・仲間を見殺しにしても・・・みんな前に進むことを選んだ
リヴァイ兵長は前を見続けている
先輩達も・・・・・・兵長を信じて、すべてを託してる
オレは・・・・・・なぜこっちを選んだ・・・! 助けられたかもしれない命を・・・見殺しにしてまで! オレは・・・オレは・・・
そうだ・・・オレは・・・欲しかった
新しい信頼を
あいつらといる時のような心の拠り所を・・・もう、たくさんなんだ、化け物扱いは・・・仲間外れは、、もう・・・・・・だから・・・仲間を信じることは正しいことだって・・・そう、思いたかっただけなんだ・・・そっちの方が・・・都合がいいから

「え!? まさか・・・あの巨人を生け捕りに・・・!?」

「はい!!」

エレン・イェーガー(5巻 台詞)

第19話『まだ目を見れない』

「すいません、便所に・・・」
「水を下さい」

化け物か・・・・・・確かにそれは間違いじゃないんだろうけど・・・ここまで拘束するほど怖いのか・・・オレが・・・
まあ無理もないか・・・オレにも訳がわからないんだから
殺されていないだけマシなのかもしれない・・・そういえば・・・あいつらは・・・一切、オレを怖がったりしなかったな・・・
今・・・何してる・・・他の奴らはどうなった・・・こうなったオレを見て、皆はどう思うだろうか
あれからもう何日経った? 外はどうなっているんだ・・・
・・・まさか・・・オレ・・・一生ここで、このままなんじゃ・・・

「あ・・・あの・・・」

審議所!? オレは審議所の地下牢にずっといたのか・・・
憲兵団のトップ。ピクシス指令に・・・エルヴィン団長、リヴァイ兵長。ん・・・!? お前ら・・・
あの人は確か・・・・・・3つの兵団のトップ・・・ダリス・ザックレー総統
「はい・・・」
そういえばこれは・・・一体何を裁くんだ?

「ありません!」

英雄視!? 一体、世間はどんな状況なんだ・・・?

!・・・あの恰好は確か・・・5年前から急に支持を集めだした組織の・・・確か・・・宗教とか言ったっけ・・・?

保守派もいるのか?

「え・・・」
奴らのせいで壁上を武装することさえ時間が掛かった・・・言うことはめちゃくちゃでも多くの支持と権力を持っているから質が悪い。さっきから何なんだ? こんな状況でも自分の利益が一番心配なのか・・・・・・オレ達が命を懸けるって言ってるのに・・・どうしてそれを信じてくれないんだ?

「は・・・はい、できます!」

オレが・・・ミカサを殺そうとした? オレがか・・・?

まずい・・・何か・・・何か言わないと

「違う!! イ・・・イヤ・・・違います・・・オレは化け物かもしれませんが、ミカサは関係ありません。無関係です。それに・・・そうやって自分に都合の良い憶測ばかりで話を進めたって・・・現実と乖離するだけでろくなことにならない」
ま・・・まずいか・・・?
「大体・・・あなた方は・・・巨人を見たことも無いクセに何がそんなに怖いんですか?」
これ以上は黙った方が・・・イヤ・・・言ってやる・・・思ってること全部
「力を持ってる人が戦わなくてどうするんですか。生きる為に戦うのが怖いって言うなら力を貸して下さいよ」
この腰抜け共に・・・・・・
「この・・・腰抜け共め・・・いいから黙って全部オレに投資しろ!!」

あ・・・・・・やっちまった、まずい・・・・・・

・・・・・・? 何か飛んだ・・・あれ・・・は・・・・・・? オレの歯・・・?

「イテテ!」
「はい、よろしくお願いします」

「は・・・はい!」
「い・・・いえ、必要な演出として理解してます」


第20話『特別作戦班』

皆・・・リヴァイ兵長に指名されたのか・・・調査兵団特別作戦班、通称『リヴァイ班』。オレの所属班であり・・・オレが『巨人の力』を行使した際の抑止力、オレが暴走した時は・・・この人達に殺されることになる

「上の階の清掃完了しました。オレはこの施設のどこで寝るべきでしょうか?」
「また・・・地下室ですか?」

「いえ・・・オレが意外だと思ったのは・・・上の取り決めに対する従順な姿勢にです」
「はい・・・誰の指図も意に介さない人だと・・・」
「団長に!? は・・・はい!!」

「・・・その時の記憶は定かではないんですが・・・とにかく無我夢中で・・・・・・でもきっかけになるのは自傷行為です。こうやって手を・・・」
あれ? そういえばオレは何でこれだけは知ってるんだっけ?

「え・・・? あいつとは・・・?」

「ハンジ分隊長」
「実験・・・ですか? オレが何を・・・?」
「? あの・・・許可については自分では下せません。自分の権限を持っているのは自分ではないので」

「あ・・・はい・・・しかし巨人の実験とはどういうものですか?」

「何で・・・巨人を前にしてそんなに陽気でいられるんですか? その・・・巨人はオレら人類を絶滅寸前まで追い込んだ天敵で・・・ハンジさんだって、その脅威を数多く体験してるはずなのに・・・」

調査兵団に入ってから驚かされてばかりだ。ハンジさんだけじゃない、変わり者だらけ・・・これじゃまるで、変人の巣窟。変革を求める人間の集団・・・それこそが調査兵団なんだ

「ハンジさん・・・よかったら実験の話をもっと聞かせていただけませんか? 明日の実験の為にも詳しく知っておいた方が良いかと思いますし」

「はい・・・全部知ってました」
「はい!? あの・・・もう・・・」

「団長! これは一体?」
「・・・はい?」


第21話『開門』

「いますよ。・・・・・・・。いえ・・・いましたが、今はどうかわかりません」


第22話『長距離索敵陣形』

「・・・あの、オレには・・・この力をどうしたらいいかもまだわからないままなんですが・・・事をこんなに進めてしまって大丈夫でしょうか・・・」
「・・・え? 先輩方にはわかったんですか?」

「・・・はい」
信頼か・・・オレも信頼関係を築けるんだろうか・・・オレにも・・・心の底から信頼できる仲間が・・・
「ん! ・・・あいつら」
昨日は誰が残ったかまでは見れなかったけど、本当に調査兵団に・・・
「オルオさん、ちょっと同期と話してきてもいいですか?」

「オイ! しばらく振りに会った気がするぞ」
「ね・・・ねぇよ、そんなことは」
「・・・まさかリヴァイ兵長のことを言ってるのか?」

「! お前らも調査兵になったのか? ってことは憲兵団に行ったのはアニとマルコとジャンだけで、あとは皆、駐屯兵かそれ以外ってことか・・・」
「ん? ! ジャン・・・!? 何でお前がここに・・・――って、え・・・? 今・・・今何て言った? マルコが? 死んだ・・・って・・・・・・言ったのか?」

「本当らしい・・・巨人になったオレはミカサを殺そうとした」
「・・・ああ、そうだ」

「あ・・・あぁ・・・」

「オルオさん! あいつら・・・オレの同期は巨人に勝てますかね?」

エレン・イェーガー(4巻 台詞)

第14話『原始的欲求』

「だから・・・何言ってるか、わかんねぇよアルミン・・・何で外に出なきゃいけないんだ・・・。・・・・・・。・・・そうだよ、どうして外なんかに・・・調査兵団になんかに・・・」
「・・・・・・外の・・・世界・・・?」

「・・・・・・どうしてだって・・・? ・・・・・・そんなの・・・。・・・・・・・・・・・・。決まってんだろ・・・。オレが!! この世に生まれたからだ!!」

体が・・・・・・グチャグチャに潰れそうだ・・・
・・・・・・!?
ミカサ・・・アルミン・・・何してる・・・そんな所歩いてたら、巨人の餌食に・・・

オレ達は皆、生まれた時から自由だ
それを阻む者がどれだけ強くても、関係ない
炎の水でも氷の大地でも、何でもいい
それを見た者は、この世界で一番の自由を手に入れた者だ
戦え!!
そのためなら命なんか、惜しくない
どれだけ世界が恐ろしくても関係無い
どれだけ世界が残酷でも関係無い
戦え!!
戦え!!

戦え!!

自由の・・・翼・・・・・・


第15話『自由の翼』

「どうしたアルミン?」

「え? すごいな、5時間ぶっ通しか。しかし、死ぬ寸前まで走れと言われた時より、今日はメシ抜きと言われた瞬間の方が悲壮な顔をしたよな」

「こいつと同じ、シガンシナ区だ。そこから開拓地に移って・・・12歳になるまでそこにいた」
「あぁ・・・・・・」

「・・・・・・。だから・・・見たことあるって・・・」
「壁から首を出すぐらいだ・・・」
「イイヤ・・・そこまで、でかくはなかった」
「皮膚が殆ど無くて口がでかかったな」
「そう呼ばれているけど、オレの目には普通の巨人に見えたな」

「ウッ・・・」
「ハッ! 違うぞ・・・巨人なんてな・・・実際、大したことねぇな。オレ達が立体機動装置を使いこなせるようになれば、あんなの敵じゃない! 石拾いや草むしりじゃなくて、やっと兵士として訓練できるんだ! さっきは思わず感極まっただけだ!」
「そんで調査兵団に入って・・・この世から巨人共を駆逐してやる! そして・・・」

「! あぁ・・・そうだが・・・! お前は確か・・・憲兵団に入って楽したいんだったっけ?」

「そ、そりゃオレのことか」

「もうわかったよ、オレも喧嘩腰だったな」
「はいよ」

「いや? 喧嘩になんかなってねえよ」
「またそれか・・・そんなことよりお前・・・この髪、長すぎはしねぇか? 立体機動の訓練で事故になるかもしれんぞ」

え・・・? 何だこれ・・・こんなの・・・どうやって・・・ウソ・・・だろ? こんなハズじゃ・・・・・・


第16話『必要』

「・・・今度こそ、できる気がする。上げてくれアルミン!」

「いでッ」

「・・・明日・・・明日できなかったら・・・オレ・・・・・・どうすりゃいいんだ・・・」
「情けねぇ・・・こんなんじゃ奴らを・・・根絶やしにすることなんか・・・・・・」
「・・・は!?」
「な・・・何だって・・・?」
「お・・・お前なぁ・・・オレは・・・あの日、あの光景を見ちまったんだぞ・・・? そんな理屈で納得できると思うのか?」
「は? 何でだよ、言ってみろ」

「う・・・」

このヤロー、そんなことはわかってんだよ・・・まずアレができなきゃお話にならねぇのは事実だ・・・正論だ・・・オレは何も言う資格がねぇ・・・バカ言ってんじゃねぇよって感じなんだろうな・・・何でも簡単にこなしちまうお前にとっちゃよ!

「いこうぜアルミン」

「お・・・お前ら、人が頭を下げて頼んでるのに・・・」

「頼む! 二人ともすごく上手いって聞いたぞ、ベルトルト・・・ライナー・・・」
「そうか・・・」
「オレも似たようなもんだ・・・」
「彼ら?」

「そりゃそんな目に遭ったんだし・・・自分の命を大事にすることだって立派なことだろ? オレなんか、壁壊される前から調査兵団になりたいとか言って、頭がおかしい奴としか思われなかったからな・・・おかしいのはこっちだ・・・」

「ま・・・まぁ今となっては兵士になれるかどうかってとこだけどな・・・恐怖もたっぷり教わったがそれ以上に、殺さなきゃならねぇと思ったよ・・・奴らを一匹残らず」

「あぁ、ありがとよ・・・ライナー・ブラウンだよな?」

「はい!」
やる! オレは絶対やる!! オレには素質がねぇかもしれねぇけど・・・根性だけは誰にも負けねぇ! 理屈なんか知らん! 根拠も無い! でもオレにはこれしかねぇ! これがオレの武器だ!

やった・・・できた!!

「ああ!! ま・・・まだ・・・! ま、まだ!! オレは!! オレは・・・」

な・・・何で!? できたぞ・・・急に・・・
「これは・・・一体・・・」

「で、では・・・適正判断は・・・」

やった! やったぞ! どうだミカサ! オレはやれる! 巨人とも戦える!! もう、お前に世話焼かれることもねぇな!!


第17話『武力幻想』

「悪い・・・力の加減が下手でよ」
「街にいた頃から体ばっかでかいガキ大将が遊び相手だったからな・・・」
「しかし・・・どうなんだ、この訓練は? 兵士が人なんか相手にしてどうする? そもそも獲物に素手で対応しようなんてバカがやることだ」
「逃げりゃいいんだ、そんなもん。こんな木剣じゃ何もわかんねぇよ。こんな格闘術・・・上手くいった所でそりゃ運が良かっただけだ。実際は・・・上手くいかずに終わるのがほとんど。ガキの戯れとは違う・・・」

ガキは・・・オレだ。自分の感情を吐き出すことしか知らねぇガキだ。あの時だって・・・力を持つ責任なんて・・・考えたこともなかった。

「は? 何だその言い草・・・」
あ・・・! すげぇ怒ってる・・・いつも怖い顔してると思ってたけど・・・本当に怒った顔は比じゃねぇな・・・

「アニ? これは刃物の対処を形式的に覚える訓練だぞ? やり方は知ってるだろ? 行くぞ!」
「!! いッ!? んな・・・何だ・・・足・・・蹴られたのか?」

「・・・・・・オイ!! ちょっと待てよ。ま・・・!! 待てよアニ! これにはやり方があるんだって! もがッ!!」
「うッ!!」

「やれよライナー、兵士としての・・・責任を・・・教えてやるんだろ?」

「お前の倍近くあるライナーが宙を舞ったぞ・・・。・・・すげぇ技術だな。誰からか、教わったんだろ?」
「親父さんがこの技術の体現者なのか?」

「この訓練のことか? 意味がないってのは・・・・・・」
「マズイ! 教官だ」

「・・・さあ、何でだろうな! ! うお」

奴らは巨人から離れるために巨人殺しの技術を高めていやがる、こりゃあ確かに茶番だ。

「オイ・・・ジャン・・・」
「お前・・・おかしいと思わねぇのか? 巨人から遠ざかりたいがために巨人殺しの技術を磨くって仕組みをよ・・・」
「このクズ野郎が!!」
「だから!! どうやって巨人に勝つって言うんだよ!! できる奴ばっかが内側に引きこもりやがって・・・」
「ハァ!??  ・・・この野郎、そんなに強く引っ張ったら服が破けちゃうだろうが!!」
「何言ってんだ? お前、いい加減にしねぇと・・・!」
・・・・・・・そうだ・・・・こいつは・・・ただ感情を発散してるだけの、今までの・・・オレだ。オレはもう・・・違う。オレは・・・兵士だ! 技術を行使して、この場を収める。

「今の技はな、お前がちんたらやってる間に、痛い目に遭って学んだ格闘術だ。楽して感情任せに生きるのが現実だって? お前・・・それでも兵士かよ」

「危なかったなジャン、つまんねぇケンカで憲兵団を逃す所だった」
「いい解決方法がある。公然と取っ組み合える時間ならあるだろ? お前の調子が整うのを待ってもいいぜ」

「なぁ? アニ、ジャンの奴・・・流してるように見えるか?」
「だろうな・・・でも・・・本気で技術を覚えようとしてる。しかし、どうだオレの蹴り技は? 見よう見まねだが、うまく決まったよな」
「何だよ・・・どこが悪いって言うんだ?」
「え? やだよ、足蹴られんの痛いし」


第18話『今、何をすべきか』

「なぁマルコ? お前は一番に目標見つけても、他に譲ってるように見えたんだが・・・憲兵団になりたいんだろ? 得点が欲しくないのか?」

「なるほどな・・・つまり、お前は根っからの指揮役なんだよ。適役だと思うぞ? そういう効率的な考えとか、よく気が回る所とか・・・オレならお前が指揮する班に入りたいね」

「ちょっと待て・・・それは誰のことを言ってんだ?」

調査兵団実行部隊のトップ、エルヴィン団長・・・と、リヴァイ兵長。
「あ・・・あの・・・ここはどこですか?」
「これからどうなるんですか!? あと・・・オレと一緒にいた訓練兵は!?」

「あ・・・その鍵は・・・」
「はい・・・おそらく・・・父がそう言ってました」

「・・・! オレの意志ですか?」
「・・・・・・お・・・オレが・・・」

「調査兵団に入って・・・とにかく巨人をぶっ殺したいです」