第21話『開門』
「6日前の掃討作戦の後です」
「ジャン、どうして突然、調査兵団に? その・・・怖くないのですか?」
今・・・ここから動かないと・・・・・・また・・・
「死にたくありません!」
(※注 演説を終えたエルヴィンのコマの枠外から吹き出している台詞ですが、アニメではモブ12名のうちの誰かでしたね。予想を外したということで、自戒のために消さずに残しておきます)
「・・・う・・・嫌だよぉ・・・こわいぃ・・・村に帰りたい・・・・・・」
第22話『長距離索敵陣形』
「ひッ、赤ッ・・・赤い信煙弾を・・・」
「ふぐ!!」
「班長!」
第24話『巨大樹の森』
「あの・・・班長、中列は森の路地に入って行くみたいですが・・・私達このままじゃ森にぶつかっちゃいますよ?」
「はい・・・!」
第27話『エルヴィン・スミス』
「待って! 聞いて下さいミカサ! さっきの悲鳴、聴いたことがあります! 私がいた森の中で」
「アレと同じなんです・・・追いつめられた生き物がすべてをなげうつ時の声・・・狩りの最後ほど注意が必要だって教えられたんです」
「いつもより百倍して下さい! 森なめたら死にますよあなた!!」
「野菜作ってた子にはわからないですよ!」
「グルルルル」
第29話『鉄槌』
「ちょ!? なん!? えぇ!? ど、どこ行くんですかミカサ戻って!!」
第34話『戦士は踊る』
「私の故郷も近いですねー」
「え~、そんなに帰りたいんですか~? 私なんて、まともな人間になるまでは帰ってくるなって言われたんですよ~」
「えぇ、クマですね」
「ん・・・?」
「あれ!? 足音みたいな地鳴りが聞こえます!!」
第35話『獣の巨人』
「本当です! 確かに足音が!」
「は・・・はい! 北の森に故郷があります! そのあたりの地形は知ってます、あとコニーも・・・コニー!?」
第36話『ただいま』
「見えましたね!? 後はあの村です!」
「いえ・・・奥の森に、私の村があります・・・」
「んん!! んぐあぁあ」
「・・・・・・そんなん・・・よそ者(もん)が来て森や獲物を横取りするからやし・・・だからハラが減る」
「奪われたんが悪い・・・早よ出てけばいいんに・・・」
「えぇ! そんな・・・狩りやめたら私達じゃなくなるやろ!? 何で私らを馬鹿にしてるヤツらのために・・・そんなことせんといかんの!?」
「いや! 嫌やって! 私達はご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきたんやから!! よそ者に受けた恩なんか無いよ! 私達にゃ私達の生き方があるんやから、誰にもそれを邪魔できる理由は無い!」
あれ以来・・・3年帰ってない、きっと異変に気付いて逃げてるはず・・・
「そんな!? ここまで・・・」
南に現われた巨人が先頭じゃなかったってこと・・・? もうこんな奥まで来てるなんて・・・奇行種・・・・・・?
あれは・・・新しい村? ・・・ここはもう人が住める土地じゃない・・・もう・・・私の故郷には帰れないのか・・・
「うぁああああ」
だめ! 切り取らないと、たちどころに塞がる!!
「あぁぁ・・・!! ごめん・・・なさい」
「あなたの名前は?」
「もう大丈夫ですよ、きっと・・・」
「え? えぇ・・・とっ、それは・・・ちょ・・・あれ? ちょっと、どうどう」
「あ!! そ・・・そんな、待って!! ウソでしょ!? あなた・・・そんな・・・待って下さいよ!!」
「もう・・・調査兵団の馬なんですから・・・あんな・・・3m級くらいで、びびらないで下さいよ・・・」
「さぁ! 走って下さい! 大丈夫ですから!」
「え~と・・・これはですね、え~と」
「あ・・・ありがとう、・・・・・・ございます」
「あぁごめん、・・・なさい。まだ・・・ちょっと・・・」
「あはは」
「はい・・・すいません・・・」
何で・・・こんな時に思い出すのは・・・取るに足らない、いつもの日常・・・そんな・・・思い出ばっかり・・・
「ねぇ聞いて、大丈夫だから、この道を走って、弱くてもいいから・・・あなたを助けてくれる人は必ずいる。すぐには会えないかもしれないけど・・・それでも、会えるまで走って! さぁ! 行って!」
「走らんかい!!」
両目を潰せば・・・・・・格段に時間を稼げる
あと・・・2本
落ち着け
あの獲物は大きくて・・・動きがのろい
やった・・・
あと1本
もし・・・・・・これを外せば・・・
逃げられない・・・外したら私と、あの子が・・・
「うあああああ」
「ぐッ!!」
返り血で滑って助かった・・・あの子と馬を探さないと・・・・・・
「うん・・・」
「・・・・・・お父さん、ただいま」
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