2013年7月12日金曜日

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5.壁上固定砲

大砲は立体機動装置登場以前の対巨人主力兵器であったが、機動力に欠け、地上戦での運用は困難を極めた。
その代わり固定砲が壁に配備され、防衛用の改良が施された。

従来の機動式大砲との違いは、垂直下に砲撃が可能であることと、反動を軽減する仕組が加わったことである。

ぶどう弾
主に兵士による近接戦闘前の支援砲撃に使用される。
巨人に対して殺傷効果は低いが、ある程度動きを停滞させる効果はある。

榴弾
対巨人の殺傷が目的。
巨人の弱点を捉えることができれば一発で仕留めることも可能。
しかし、動く目標に対しての滑腔砲自体の精度が低いために、狙って当てることは大変困難である。
成果は殆ど無い。

レール上の大砲は、砲撃時にしっかり固定されていなければ砲台ごと吹き飛ぶ。
照準を定めた後レールに固定する作業が入るため、即射性は落ちる。

【※読者の一部で劇中の兵器が弱いといった類の批判がありますが、諫山先生は『巨人と争う文明の兵器史を、人間同士が争う地球文明を基準に考えるのはおかしい』といったことをオブラートに包んで述べ、論破しています。あの武器があれば~といった不満・願望はともかく、批判は余程の論拠が無い限りは控えましょう】


6.体格差の図説

(兵士1.7m、5~4m級、7m級、15m級、超大型巨人推定約60mの比較図)


7.現在の調査兵団

調査兵団とは、壁の外の探索活動が主な目的だが、ウォール・マリア陥落以前と以降では活動内容が異なる。
陥落以降の活動は、来(きた)るウォール・マリア奪還作戦二回目の為の布石を打つ作業である。
壁を破壊されたシガンシナ区へ大部隊が向かえるよう、途中に点在する廃墟と化した町や村に、補給物資をあらかじめ設置し、大部隊が移動する順路を作成する。


8.立体機動装置の訓練

立体機動装置の訓練は、人間という二次元的な動きをする生物を、三次元に適応させるための過酷なものである。
何よりも物をいうのは体力、ことに脚力であるが、耐G能力(特に女性が優れる)と空間把握能力も欠かせない。
特に空中において自分の状況を素早く認識し、パニックにならない為には並大抵ではない精神力が必要となる。
このためバンジージャンプや器械体操、果ては命綱を教官が故意に切ってその対応を見る訓練(俗に「闇討ち」と呼ばれる)などが行われる。
いずれも安全な訓練とは言い難いが、訓練中に死んでしまうような者が巨人と戦うことは、いずれにせよ不可能なのであり、訓練を乗り切った兵士たちの士気と自負は強い。
【設定協力/小太刀右京・三輪清宗】


9.超硬質スチール

工場都市でのみ生産される鋼材。
強靱さとしなやかさを兼ね備え、巨人の肉質を斬裂しうる、現在ではほぼ唯一の素材。
これによって鍛造した刃に特殊な製法で折れ筋を入れた「半刃刀身」は対巨人兵器として広く知られている。
「超硬質スチール」の精錬には、工場都市が備える高炉が必要不可欠であり、工場都市以外では製造できない。
また、超硬質スチールの鍛造時には複数のレアメタルを微量に混入させる必要があるが、その素材と割合は工場都市内部の秘中の秘となっている。
【設定協力/小太刀右京・三輪清宗】

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