2013年8月31日土曜日

ペトラ・ラル(5~7巻 全台詞)

第20話『特別作戦班』

<旧調査兵団本部厩舎>
「乗馬中にぺらぺら喋ってれば舌も噛むよ」
【オルオ「あの新兵(エレン)、ビビっていやがったぜ」】
「オルオがあんまりマヌケだから、びっくりしたんだと思うよ」

「…ねぇ、昔はそんな喋り方じゃなかったよね? もし…それが仮にもし…リヴァイ兵長のマネしてるつもりなら…本当に…やめてくれない? イヤ…まったく共通点とかは感じられないけど…」
【オルオ「~俺の女房を気取るには、まだ必要な手順をこなしてないぜ?」】
「兵長に指名されたからって浮かれすぎじゃない? …舌を噛み切って死ねばよかったのに…」

<リヴァイに部屋掃除を命じられたエレンに>
「失望したって顔だね」
「珍しい反応じゃないよ、世間の言うような完全無欠の英雄には見えないでしょ? 現物のリヴァイ兵長は…思いの外、小柄だし神経質で粗暴で近寄りがたい」
【エレン「オレが意外と思ったのは、上の取り決めに対する従順な姿勢です」】
「強力な実力者だから序列や型にはまらないような人だと?」
【エレン「はい、誰の意にも介さない人だと」】
「私も詳しくは知らないけど…以前はそのイメージに近い人だったのかもね、リヴァイ兵長は調査兵団に入る前…都の地下街で有名なゴロツキだったって聞いたわ。そして何があったか知らないけど、エルヴィン団長の元に下る形で調査兵団に連れてこられたと」
<リヴァイが来たので解説終了>



第22話『長距離索敵陣形』

【エレン「先輩方は(エルヴィンの意味深な問い掛けの意味)がわかったんですか?」】
「いいえ」


第24話『巨大樹の森』

<伝令から右翼索敵壊滅的打撃の報を受けて>
【リヴァイ「聞いたかペトラ、(右翼壊滅の報を回しに左へ)行け」】
「ハイ!」

第25話『噛みつく』

<女型巨人に猛追されて>
【リヴァイ「お前らの仕事は何だ? その時々の勘定に身を任せるだけか? ~俺達はこのまま馬で駆ける、いいな?」】
「了解です!」

<狼狽するエレンに>
「エレン! 前を向いて走りなさい」
【エレン「戦いから目を背けろと!? 仲間を見殺しにして逃げろってことですか!?」】
「ええ! そうよ、兵長の指示に従いなさい!」

<巨人化しようと右手を口元に寄せたエレンに>
「エレン!? 何をしてるの!! それが許されるのは、あなたの命が危うくなった時だけ! 私達と約束したでしょ!?」

【リヴァイ「お前は間違ってない、やりたきゃやれ」】
「兵長!?」

<再び、右手を口に寄せたエレンに>
「エレン…信じて」

(※補足※ペトラらしさが出てるシーンだと思います。『(女型から)巨大樹の森深部まで逃げ続けること』を団長に命じられているリヴァイですらエレンを止めず、オルオ達も黙って見過そうとしたところで、エレンを制しています。変わり者の集団である調査兵団の中で、最も規律を重んじるキャラとして位置づけられていたと考えます)


第26話『好都合な道を』

<エレンが右手だけ巨人化して>
「兵長! エレンから離れて下さい! 近すぎます!」
【リヴァイ「いいや離れるべきはお前らの方だ、下がれ」】
「なぜです!?」
【リヴァイ「俺の勘だ」】

<エレンを疑った代償として右手を強く噛む>
「ごめんねエレン…私達ってビクビクして間抜けで失望したでしょ…? でも…それでも…一人の力じゃ大したことはできない、だから私達は組織で活動する。私達はあなたを頼るし、私達を頼ってほしい。私達を信じて」


第27話『エルヴィン・スミス』

【エレン「俺たちのような新兵ならともかく(捕縛作戦を)先輩達にも知らされないなんて…」
「私達が団長や兵長に信用されてないって言いたいの!?」
【エレン「い…いや…でも、そーいうことになっちゃいますよ!?」】
「クッ…」

<エルドの推理を受けて>
「うん! そういうことなら仕方ない。諜報員は5年前、壁を壊すと同時に壁内に発生したと想定されているから、団長は容疑者をそこで線引きしたんだよ」
【エルド「ソニーとビーンを殺したヤツとも同一犯なのか?」】
「あ…私…あの時、団長にそれを質問されたんだ」

【オルオ「(団長の質問の意味が)俺はわかっていたぜ? でもな…そこはあえて答えなかった。お前らにはそれがなぜだかわかるか?」】
「…なんで?」
【オルオ「はぁ…なんだ?わからないのか? まぁお前ら程度じゃわからないだろうな、なぜお前らには分からないと思う? それはお前らが俺の域に達していないからだ」】
「ねぇ…まだ兵長のマネしてるつもり? リヴァイ兵長はそんなこと言わない」

【エルド「エレン…お前はまだ知らないだけだがそれも今に分かるだろう、エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されている理由がな」】
「リヴァイ兵長があれほど信頼してるくらいだからね」


第28話『選択と結果』

【オルオ「中身のクソ野郎がどんな面してるか拝みに行こうじゃねぇか」】
【エレン「本当に…奴の正体が…?」】
「エレンのおかげでね」
【エレン「え…? オレは特に何も…」】
「私達を信じてくれたでしょ? あの時、私達を選んだから今の結果がある。正しい選択をすることって…結構、難しいことだよ」

【エルド「お前ら…二人とも初陣でションベン漏らして泣いてたくせに…立派になったもんだな」】
「ぎゃああああ」
「言うなよ! 威厳とか無くなったらさぁ!!! どうするんだよエルド!!」

【エレン「すげぇ!! 空中で撒き散らしたってことですか!?」】
「エルドおおぉ!!」

<グンタのうなじが削がれて>
「誰だ!!」
「クッソ……よくも!! かかって来い!! 最低でも刺し違えてやるから!!」

<臨時リーダーのエルドが女型討伐(足止め)を決意、エレンに本部への移動を命じて>
【エレン「オレも戦います!」】
【オルオ「何だてめぇ…俺達の腕を疑ってんのか!?」】
「そうなのエレン? 私達のことがそんなに、信じられないの?」

【エルド(視力を奪った! 少なくとも1分間は暗黒の中)】
(それまでに仕留める!! ここで惨めに死ね!!)

<頸動脈を削ぎにいったエルドが食われて>
「エルド!! !? な…!? 何でよ!! まだ目が見えるわけがない!! まだ…30秒も経ってない!!」
「片目だけ!? 片目だけ優先して早く治した!? そんなことができるなんて!!」

2013年8月27日火曜日

アニ・レオンハート(11巻 台詞)

第44話『打・投・極』

<エレンの過去回想、対人格闘訓練>
【エレン「いっ…ってぇな、手心ってもんが人にはあるだろ」
「私も同じことをあんたに言いたい、あんたが力いっぱいぶつかってくるもんだから、こっちもそれ相応の返し方をしなくちゃいけないんだよ。単純に力じゃ敵わないんだ、あんたも男ならさ…私の…このか弱い体をもっと労るべきなんじゃないの?」
【エレン「は? お前の冗談は面白くねぇな、力で敵わなきゃ何で俺は倒れててお前は立ってんだ」】
「……私の使った技術ってのは、ここで教えられているもんとは違うんだよ。力で投げたわけじゃないんだ、相手より力で劣る者が自分を守るための技術だったりするからね。あんたも知ってて損はしないよ」

<エレンに肩固めを極める>
「降参? 降参なんかしてないで学習しなよ。力の使い方と、女の子との話し方を」
【エレン「わ…わかった! 覚えるから放せって!」】
「…そう、そんなにもっと知りたいの?」

<ライナー投下>
【ミカサ「ねぇアニ、私にもそれ教えて」】
「どうかな…この技は人間用なんだ。あんたに必要あるとは思えないけど、ただ…猛獣に通用するかどうか興味はある」

2013年8月23日金曜日

サシャ・ブラウス(11巻 台詞 10巻出番無し)

第44話『打・投・極』

<エレンの回想。ミカサ・アニ戦を前にして>
「夢のカードが!」

ライナー・ブラウン(11巻 台詞)

第43話『鎧の巨人』

<エレンによる訓練兵時代の回想>
「どんな訓練もしっかりやれば…この人類の役に立つさ」
(※補足※ライナーは頻繁に、人類に"この"と冠します)


第44話『打・投・極』

<エレンによる訓練兵時代の回想。ミカサ・アニ戦直前>
「お前はどっちだ、エレン?」


第46話『開口』

【エレン「何で俺の腕がねぇんだ?」】
「そりゃすまん、俺がやったんだ。何せ急いでいたからな……慌ててうなじに噛みついたら…お前の両腕をないがしろにしちまったんだ」

【ユミル「待てよエレン~この領域内で生き抜くのは巨人の力を持っていても困難だ。暴れてる余裕はないんだって」】
「いや、そもそも今のお前らは巨人になれん、そんな都合のいい代物じゃねぇのさ。体力は限られている、今はお前らの体を修復するので手一杯のようだ」

【ユミル「これから私らをどうするつもりなんだ?」】
「俺達の故郷に来てもらう。大人しくしろ、って言って従うわけがないことぐらいわかってる。だがユミルの言う通り、ここは巨人の巣窟だ。ここで今俺らが殺し合ったって弱った所を他の巨人に食われるだけだ。つまり巨人が動かなくなる夜まで俺達はここにいるしかねぇのさ。お前らが俺らを出し抜くにしろ、俺らがお前らを連れ去るにしろ、夜まで待つしかない」

【ユミル「こんな所(巨大樹の森)に立ち寄った理由は何だ?」】
「…お前の想像に任せる」

【ユミル「つーかあの城の巨人は夜なのに平気で動いてたぞ?」】
「ここの巨人は夜には動けない。そんなこと、お前ならわかってるんだろ、ユミル」
(※補足※夜に動いた"あの城の巨人"は、猿によって巨人化させられた元人間と考えられます。5巻でハンジの拷問研究で、暗くしても3時間以上活動したビーンがアニに殺された理由も、元人間だからかもしれません)

【ユミル「水は無いのか、どうにかしないと干からびて死ぬぞ」】
「確かにそりゃ死活問題だが、この状況じゃ手に入れるのは無理だ」

「……そういや昨日の午前からだったか巨人が湧いてからずっと働きづめじゃねぇか…ろくに飲まず食わずで…何よりも寝てねぇ。まぁ幸い、壁は壊されてなかったんだから、ひとまずは休ませてもらいてぇもんだ。昇格の話はその後でいい…」
【ベルトルト「…! ……ライナー」】
「イヤ…そんくらいの働きはしたと思うぜ…俺達は。あのわけわからねぇ状況下でよく動けたもんだよ、兵士としてそれなりの評価と待遇があってもいいと思うんだがな…」
【ユミル「何を言ってんだあんた…?」】
「ん? 何だよ、別に今すぐ隊長に昇格させろなんて言ってないだろ?」
「あぁそういや…お前らあの大砲をどっから持ってきたんだよ? あの時は本当に助かったぜ、そんでもってその後のクリスタなんだが…ありゃどう見ても俺に気があるよな? 実はクリスタはいつも俺に対して特別、優しいんだが――」
【エレン「おい…てめぇふざけてんのか?」】
「何…怒ってんだよエレン? 俺が…何かマズイこと言ったか?」

【ベルトルト「僕らは戦士なんだから…」】
「あぁ…、…そう、だったな…」

<ユミルがライナーの精神分裂の分析「お前の実直すぎる性格じゃあそうなっても――」>
「黙れ、口を閉じろ」

【エレン「お前らは兵士でも戦士でもねぇよ…ただの人殺しだ、何の罪もない人達を大勢殺した大量殺人鬼だ!!」】
「んなこたわかってんだよ!! お前にわざわざ教えてもらわなくたってな!!」
【エレン「じゃあ一丁前に人らしく悩んだりしてんじゃねぇよ!!」】
「その人殺しに何を求めてんだよお前は!? 反省してほしいのか!? 謝ってほしいのか!? 殺人鬼に『人殺しは悪い』って説教を垂れたいのか!? それでお前は満足かよ!! もうお前が知る俺らはいねぇんだぞ!? 泣き喚いて気が済むならそのまま喚き続けてろ!!」

【ユミル「なぁライナー…あの猿は何だ?」】
「猿? 何のことだ?」

【エレンに敵とは何かと問われたユミル「敵? そりゃ言っちまえば、せ――」】
「ユミル! お前はこの世界に先があると思うのか? そこまでわかってんなら身の振り方を考えろ、お前次第ではこっち側に来ることも考えられるだろ?」
【ユミル「無理だな、そっちは私を信用できない」】
「いいや信用できる、お前の目的はクリスタを守ることだろ? それだけに関して言えば信頼し合えるはずだ! 冗談言ってるように見えるかもしれんが、クリスタだけは何とかしたいという思いを…俺達が受け入れられないと思うか? それとも、俺達よりもエレンの力の方が頼りになるのか?」
【エレン「は!?」】
「お前はエレンを利用して、ここから逃れることを考えてたようだな。俺らに連れて行かれたら、まず助からないと思ったからだろう。正直に言うがその通りだ、そして俺らに付いてもお前の身の安全は恐らく保証されない、だがクリスタ一人くらいなら俺達で何とかできるかもしれない。自分の僅かな命か…クリスタの未来か…選ぶのはお前だ」

2013年8月21日水曜日

アルミン・アルレルト(11巻 台詞)

第43話『鎧の巨人』

<超大型巨人がユミルとモブを食ったのを見て>
「ベルトルト…」

【ハンジ「(蒸発して)また消えるつもりか」】
「いえ! 様子が変です! 以前なら一瞬で消えましたが、今は骨格を保ったまま…ロウソクのように熱を発し続けています。このまま、あの蒸気で身を守られたら…立体機動の攻撃ができません! ど…どうすれば」


第44話『打・投・極』

<殴り倒され、立ち上がったエレン巨人を見て>
「エレン! だめだ!! 殴り合ったってどうにもならない!! 壁(ここ)まで来るんだエレン!! 戦ってはだめだ!!」

「まずい!!」
<エレン巨人は我を忘れて殴りかかったと見せかけて、ダッキングから肩固めに入り、マウントに移行する>
「あれは…確か…アニがやってた技だ…」

「エレン!! 聞こえるか!? 逃げるんだ!! ひとまず壁まで近付け!! ライナー達の目的はエレンを攫うことだ! 今は…まだ! その阻止を目標にしよう!!」

<壁を背にするエレン巨人>
「そうだエレン! いい判断だ!」
【ミカサ「理性が戻ってる…」】
「あぁ…でもミカサが言うようにライナーから逃げるのは…至難の業だ」

「ミカサ使ってくれ! 僕の刃だ!」

<エレン巨人が、鎧の巨人にタックルで仰向けに倒される>
「下になってはダメだエレン!!」

<エレン巨人が鎧の巨人に首固め>
「いける!!」

<鎧の巨人が首を極められているにも関わらず、無意味に見える移動をしたのを見て>
「な…何を!?」
「止まった…あの位置は…」


第45話「追う者」

<昏倒していたミカサが目覚めたので駆け寄りつつ>
「ミカサ! 待って、まだ動いちゃ…」
「ミカサ落ち着いて! 動くんじゃない! まだ怪我の具合がわからないだろ!」
<ミカサに突き飛ばされて>
「う…」

「エレンは連れ去られたよ。ユミルもだ! ベルトルトとライナーに……」
超大型巨人は落下の衝撃と同時に、その体を一気に蒸発させた
その熱と風圧で下にいた僕らは一時再起不能になるダメージを受けた
上にいた仲間もしばらく近づけないほどの一撃だった
その中で辛うじて見えたのが、エレンが鎧の巨人に敗北する姿だった
鎧の巨人だけがあの衝撃に耐えることができたんだ
エレンはうなじごと鎧の巨人に囓り取られた
熱風が少し収まると同時に超大型巨人の残骸から、ユミルを抱えたベルトルトが現われた
ユミルと一緒に口に入れた兵士の立体機動装置を着けていたんだ
ベルトルトはユミルを抱えて鎧の巨人の背中に飛び移った
そうやって去っていったんだ…エレンとユミルを連れて…
「それから…もう5時間は経ってる」

【ミカサ「誰か…その後を追っているの?」】
「いいや」
【ミカサ「どうして」】
「……馬をあっち側に運べないからだ。エレンを取り戻すには馬をあちら側に移すリフトがここに来るのを待つしかない。ミカサはそれに備えてくれ…まずはケガの具合を確認して」
「ハンジ分隊長や他の上官が重傷で動けないでいる。小規模でも索敵陣形を作るには…一人でも多くの人手が必要なんだ、手練れは特に…わかったかい?」

<ミカサが例の偏頭痛でうめく>
「どこか痛いの?」

【ミカサ「何でエレンはいつも私達から遠くに行くんだろう」】
「…そういえばそうだね。エレンは昔っから一人で突っ走って行くんだ、僕らを置いて。本人が望むにしろ望まないにしろ…いつもそうだ、きっとそういう星の下に生まれついたんだよ……エレンは」

<野戦糧食を抱えたハンネスに話し掛けられて>
「ハンネスさん」

【ハンネス「~やってることはガキンチョの頃のままだぜ」】
「ハハ…街のガキ大将と巨人とじゃ背の高さが違いすぎるよ」

<装備を整えたクリスタを見て>
「クリスタ、やっぱり君には残ってほしいんだけど…」

2013年8月12日月曜日

ハンジ・ゾエ(11巻 台詞)

第43話『鎧の巨人』

<超大型巨人が壁上に拳を振り下ろそうとしたのを見て>
「全員ッ、壁から跳べ!!」

「総員戦闘用意!! 超大型巨人を仕留めよ!! 人類の仇そのものだ一斉に掛かれ!!」

「今だ!! 全員で削り取れ!!」

<超大型巨人の蒸気ディフェンス発動>
「総員一旦退け!!」

「また消えるつもりか!?」
【アルミン「以前なら一瞬で消えましたが今は骨格を保ったまま~~どうすれば?」】
「…どうもしない、待つんだ。三・四班! 目標の背後で待機しろ! ラシャドが指揮だ! 二班はここで待機! ラウダに任せる!」

「いつまで体を燃やし続けていられるのか見物だが、いずれ『彼』は出てくる。待ちかまえてそこを狙うまでだ。いいか? 『彼ら』を捕らえることはもうできない。殺せ。躊躇うな」

「…アルミンと…一班は私に付いてこい! 『鎧の巨人』が相手だ!!」


第44話『打・投・極』

<エレン巨人が懲りずに、鎧の巨人に殴りかかるのを見て>
「我を忘れたか!?」

「いいかいエレン? 君を逃がすためにはライナーの動きを封じ、時間を稼ぐ必要がある! さっきの関節技で『鎧』の足を破壊することはできるか!? 我々の刃は通用しないが、頭を使って最大限できることを考えるよ!」
<エレン巨人がうなづく。ハンジの頬が染まったかのような斜線表現。詳細はアニメ待ち>
「!? おぉ(ドキッ)………頼んだよ!」

「イイヤ…本当に全身が石像のように硬いのなら、あんな風に動けないはずだ…」
「昔の戦争に使ってた鎧にも…人体の構造上、鉄で覆えない部分がある。脇や股の部分と…あとは――膝の裏側だ」

<ミカサが鎧の巨人の膝裏を一閃したのを見て>
「切った!!」

「周囲を警戒しろ!! 巨人を呼んだぞ!!」


第45話『追う者』

<重体だが体を起こし、増援の足を掴む>
「ち…地図を…」
「ここに…小規模だが巨大樹の森がある。そこを目指すべきだ…まぁ…鎧の巨人の足跡は隠しようがないと思うけど…多分…彼らはここに向かいたいだろう」
【不明「なぜだ?」】
「賭けだけど…巨人化の力があっても壁外じゃ他の巨人の脅威に晒されるようだし、あれだけ戦った後だからエレンほどじゃなくても…えらく消耗してるんじゃないか? アニも寝込んでたらしいよ」
「彼らの目的地をウォール・マリアの向こう側だと仮定しようか、さらに…その長大な距離を渡り進む体力が残ってないものと仮定してみよう。どこか巨人の手の届かない所で休みたいと思うんじゃないか!? 巨人が動かなくなる夜まで! 夜までだ!! 夜までにこの森に着けばまだ間に合うかもしれない!!」

2013年8月10日土曜日

エレン・イェーガー(11巻 台詞)

第43話『鎧の巨人』

<鎧の巨人に殴り返されて仰向けに倒れてる。巨人化状態>
クソが…あのクソ野郎…
兵士だ責任だの吠えてた奴が…対人格闘の訓練…あれ…手加減してやってたのかよ…
てめぇ相当強ぇだろ…体が動かねぇよ…
お前は本当に優秀な奴だった
どんな時でも冷静に大局を見て…自分より仲間のことを一番に考える奴で…
オレもお前みたいに強くなれたらいいな…とか
思ってたっけ……
なぁライナー
今お前がどんな顔してんのか知らねぇが、お前ら本当にクソ野郎だよ
多分…人類史上こんなに悪いことした奴はいねぇよ
消さなきゃ……
てめぇはこの世にいちゃいけねぇ奴だ
一体何考えてたんだ?
本当に気持ち悪いよ、お前の正義感に溢れたあの面構えを思い出すだけで…
吐き気がしてくんだよ
このでけぇ害虫が
オレが今から駆除してやる
「アアァアアアアア」


第44話

<過去回想。模擬銃を構えたアニと対人格闘訓練>
「ってぇな……アニ…もう少しなぁ、手心ってもんが人にはあるだろ…」

「は? …お前の冗談は面白くねぇな、力で敵わなきゃ何でオレは倒れてて、お前は立ってんだ」
【アニ「私の使った技術はここで教えられているもんとは違う~~あんたも知ってて損はしないよ」】
「わかった少し休憩しよう、うお!?」
「ッ――!?」

<アニの肩固めが完全に入る>
「…アニ、降参だ……降参する」

「わ…わかった! 覚えるから放せって!」

「な、何でライナーが降ってくるんだよ…」

<ミカサが売ったケンカをアニが買ったの見て>
「ま…まじかよ…ついに…」
【ライナー「お前はどっちだ、エレン?」】
「え? オレは…どっちだ…?」

あれ…? あれは結局どうなったんだっけ…
いや…何で今あの時を思い出す…
まさか…これが走馬灯ってやつか?
まぁ……どうでもいいや
何にせよ…最低の気分だ

お前らが一体何のために、こんなことやってんのか知らねぇけど、よく考えりゃお前ら色々とお粗末な点が目立つようだ
その一つはこれだ
オレに戦い方を教えてしまったこと
<鎧の巨人に三角締めを極める>
やった…!! 極め技は効く!! まだ…戦える!!

クッ!! まだだ
そう簡単に逃がすか!!
「アァアアアアアアア」

<腕ひしぎ十字固めで腕をちぎり、壁をして背に鎧の巨人を迎え撃つ>
今は…今だけは逃げるが勝ちだ
正体がバレて追い詰められてんのはお前らだぜ…
もう後が無いのは、お前らだ――
「!!?」

「――!! クソッ…足!」
足だ!!
<タックルで倒されたが鎧の巨人の右足に絡みつき、アキレス腱固めに入る要領で仰向けに倒して、距離をとる>
「まずい……」
タックルが速くて強烈だ
「防げない!!」
どうせ倒されんなら…いいぜ!!
「その首よこせ!!」
<フロントチョークを極める>
「入った! 後は力の勝負だ…!! イヤ…腕が多い分、オレが有利か」
<ミカサが鎧の巨人の左膝裏を削ぐ>
ミカサ!!
抵抗力が…弱くなった!!
勝てる
鎧の巨人(ライナー)に――勝てる!!


第46話『開口』

<ウォールマリア圏の巨大樹の枝上で目覚める。両腕の肘から下が無い状態>
「お…、…! な…何…だ…?」

「…ユミル…何で…オレの腕がねぇんだ?」
【ライナー「俺がやったんだ」】
「そうか…オレは負けたのか……」

【ライナー「今お前らは巨人になれん~~体を修復するので手一杯のようだ」】
「馬鹿が、誰がてめぇの言葉なんか信用するか」

考えろ…スキを見て巨人化し、ここから走り去るのはそんなに難しいことじゃないように思える…
だが…そもそもオレはまともに巨人化できるのか?
ライナー(やつ)ができないと言うように、もしくはライナーでさえここで休まざるをえない現状を鑑みるに、下手に体力の無い巨人を生み出せば他の巨人にやられちまうってことか…?
そもそも夜にならなくたってオレらの体が治りきるのをヤツらが待ってるはず無い
オレらが無力なうちに手を打つはずだ
このままじゃ何もできねぇ…何か武器になるものは…
皆どうなった…調査兵団は…!? あの後どうなった、まさか…こっちに向かってねぇよな? そんなことしたら…皆無事じゃすまないぞ……

そういやユミルは…なぜ巨人になれる…? オレと同じで何も知らないってわけでもなさそうだが…
味方なのか? こいつの目的もよくわからない…元々よくわからない奴ではあったが…
決めたぞ
とにかくだ、情報を集める…まずできるだけこいつらから情報を引き出して、この状況を切り抜ける……そのためにも今は……感情を噛み殺せ…

しかし何からどうやって探ればいい
<『兵士』としてのライナーが昨日のこと、クリスタのこと等を語る>
「おい…てめぇふざけてんのか?」
【ライナー「何…怒ってんだよ~~俺がマズイこと言ったか?」】
「殺されてぇんなら普通にそう言え!!」

<ベルトルトがライナーの人格が分裂してると説明>
「はぁ…何だそりゃ」

<ユミルが、ライナーは罪の意識に耐えきれず人格分裂したと詮索して>
「…ふ、ふざけてんじゃねぇ…何で被害者面してんだお前は…どういうつもりだ。あの日、どういうつもりでオレ達の話を聞いてたんだ…なぁ…? ベルトルト、お前だよ…腰巾着野郎、オレは話したよな? お前らの目の前で、オレの母さんが巨人に食われた時の話を……したよな? お前が蹴り破った扉の破片がオレの家に直撃したから、母さんは逃げられなかったんだって…知ってるだろ? 話したもんな? どう思った? あの時…どう思ったんだ?」

【ベルトルト「…あの時は…気の毒だと思ったよ」】

「あぁ…そうか…お前らな…お前らは…兵士でも…戦士でもねぇよ…ただの人殺しだ、何の罪もない人達を大勢殺した大量殺人鬼だ!!」

【ライナー「わかってんだよ~~わざわざ教えてもらわなくたってな!!」】

「じゃあ一丁前に人らしく悩んだりしてんじゃねぇよ、もう人間じゃねぇんだぞお前らは!! この世界を地獄に変えたのはお前らなんだぞ!! わかってんのか人殺しが!!」

【ライナー「~~泣き喚いて気が済むならそのまま喚き続けてろ!!」】

「そうだな…オレがまだ…甘かったんだ。オレは頑張るしかねぇ、頑張って……お前らができるだけ苦しんで死ぬように、努力するよ…」

【ユミル「そんなガキみてぇなこと言ってるようじゃ期待できねぇよ…」】
「は? 何がだ…」

<ユミルがライナーに猿(獣の巨人)について問う>
「…? 何だ『さる』って?」
【ユミル「その猿って獣の巨人が今回の騒ぎの元凶~~こいつらが目指してんのはそいつの所さ」】
「お…お前…知ってることを全部話せ!! 」
【ユミル「~あの2体をやっつけて終わりだと思ってんのなら、そりゃ大きな間違いだ」】
「……敵は何だ!?」
【ユミル「敵? そりゃ言っちまえば、せ―」】(←「せー」と伸ばすのではなく、フォントをじっくり見ると「せ―(ハイフン)」です。展開予想する際には御注意下さい)

<ライナーがクリスタを餌にユミルを口説く>
…この世界に先が無いって? 何だ……?
『さる』って何なんだ
どういうことだ…?
「……オイ!? 敵の正体は!?」

※補足※壁内では『猿』が生息していないのでその生態をエレンは知らず、『さる』と平仮名表記されている――というのが通説です。


『巻末嘘予告』

「何だ…夢か」